Win11にするのに苦労した話。

もう何年も放置していたnoteをそのまま利用する。
Win10のサポートが2025年10月で終了する…現在2月、さすがに更新しないとこのままずるずる10月を迎えそうだったのでやりました。

これまでアプデしなかった理由としてパーティション形式が違ってインストールができなかったから。形式にはMBRとGPTというのがあってWin11はGPT形式でないとインストールできない。自分のPCはすべてMBRだった。

この場合クリーンインストールする、またはwindowsにデフォルトで用意されているMBR2GPTというツールを使ってMBR形式をGPT形式に変換する方法があるらしい。そりゃデータは引き継ぎたいしMBR2GPT一択だがうまくいかなかったのでまとめておく。

以下、備忘録
なお画像は撮っていなかったのでwin11でのものです。

変換可能な場合

  1. windows power shell(管理者)を起動する。

  2. "diskpart" を入力する。

  3. "list disk"で認識されているドライブ一覧を表示する。

  4. OSがインストールされているdiskの番号を確認する。 disk:0として以降は書く。

  5. diskpartを抜けるため"exit"を入力する。

  6. MBR2GPTを使えるか 確認するために以下を入力する。(disk番号は任意で)

mbr2gpt /validate /disk:0 /allowFullOS

7.変更可能であれば「Validation completed successfully」と表示されるので、続けて以下を入力する。

mbr2gpt /convert /disk:0 /allowFullOS

8.「Conversion completed successfully」と表示されれば変換は成功。

アプライドさんのサイトがすごく参考になった。

変換できない場合

1.「Disk layout validation failed for disk 0」これが表示されたら変換できない。原因はパーティションが多すぎるから。
MBR2GPTは3つ以上のパーティションがある場合は変換ができません。
2.スタートボタン右クリックから"ディスクの管理"を起動する。OSが入っているディスクのパーティションを確認してみる。

パーティションが3つあると変換不可になる。

3.不要なパーティションを削除すれば変換できるので、回復パーティションを削除する。ちなみにEFIシステムパーティションを削除するとブートできなくなるので削除しないほうがいい。
4.windows power shellを再度起動して"diskpart"と入力する。
5."select disk 0"と入力してパーティションを削除したいドライブを選択する。
6. "list disk"でドライブのリストを表示する。選択したドライブの左に"*"がついていれば成功。 

disk 0が選択できている。

7."list partition"と入力してdisk 0のパーティションリストを表示する。

disk 0のパーティションリスト


8."select partition 3"と入力して回復パーティションを選択する。
9.Partition 3 の左に"*"がついていれば選択成功。

パーティション3が選択できている。


10."delete partition"で選択しているPartition 3を削除します。
11."list partition"やディスクの管理でパーティションが削除できているか確認する。削除できていればOK。MBR2GPTを実行するために変換可能な場合の5に戻って変換する。

パーティションを削除してドライブのパーティションを2つにすればMBR2GPTが通るはず。しかし、自分は結局クリーンインストールを実施しました。




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