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【危機意識】日本に戻ってきて思うこと

先週、インドから一時退避してきました。本当は4/1付で帰任辞令が出ているので、本帰国の準備を進めていたのですが、そんなこと言ってられる状況ではなくなり、会社の指令を受けて急遽一時退避することになりました。国際線の着陸禁止、国内線の停止、都市の封鎖、3週間の外出禁止、と次々に制限が掛けられる中、JALの臨時便で辛くも脱出してきました。昨年はStar Allianceのステータス取得の為、ANAやシンガポール航空、タイ航空にせっせと乗っていたけど、こういう時に頼りになるのはNational Flagなのだと痛感した次第です・・・

そんなこんなで、多少大げさながら命からがら一時退避してきた日本で最近感じたことを書いていきたいと思います。

1.コロナウィルス対策

日本に戻ってきて驚いたことは、多少の自粛モードはあるものの、コロナに対する警戒モードが非常に緩いということ。インドは全土でロックダウン状態にあり、不用意に外に出ようものなら、警官にボコボコにされるし、他の国でも不要な外出に対して罰金が科せられるなど、強い制限が掛けられています。

国によって感染状況や医療環境が異なるので、一概に比較できないものの、東京では「感染爆発の重大局面」と言われている割に非常に雰囲気が緩く、日々記録を更新し続ける感染者数に対して、この状況じゃそりゃそうだよな・・・と思います。「自分は大丈夫」と思っているのだと思うけど、いつ自分が感染してもおかしくないし、もしかしたらもう感染しているかもしれない。経済活動を止めたくないのは分かるけど、このままでは将来もっと大きな代償を払うことになりかねないので、「不要不急の外出自粛要請」ではなく、一段強い制限を課す必要があるのではないかと思います。

2.日本の将来

コロナ騒動によって、在宅勤務や自宅待機になっている人も多いかと思います。私も在宅勤務になり、想像以上の閉塞感にストレスを感じています。ただ、それ以上に感じるのは、この国は大丈夫か?ということです。

コロナの影響で企業の業績が悪化することが分かっていて、先々は少子高齢化で消費は先細り、終身雇用が難しくなってくるとトヨタの社長が言っているような時代なのに、在宅になったことで、ひたすらテレビを観る、ゲームをやる、ドラマ・映画を観まくる、寝る、etc...そんなことで時間を潰している人が多いように感じて、この国の将来が更に心配になりました。(勿論気分転換は必要だし、これらが必ずしも悪いとは思わないけど。)

コロナの感染同様に「自分は大丈夫」、「自分がクビにされることはないだろう」という潜在意識なのだと思うけど、会社が倒産したらそもそも自分の席はなくなるわけだし、経営が傾いてきたら当然リストラの話は挙がってくる。そうなった時にも本当に「自分は大丈夫」と思えるのだろうか。

先程、日本の雰囲気は緩いと言ったけど、外出を控えたり、様々な活動が中止になったり、当然通常時に比べれば消費は落ちているわけで、この状況から、少子高齢化で消費が先細るというのもこういうことなのかなと感じました。

学ばない国日本の将来が見えたような気がして、危機感を覚えた次第です。世界の中で日本の競争力が落ちていると言われて久しいですが、そりゃそうだよな、と妙に納得してしまうわけです。以前「保育園落ちた、日本死ね」という投稿が話題になりましたが、このままでは本当に日本は死ぬ、衰退していくと感じました。

3.終わりに

この状況、そして今後を生き抜くためにも、今こういう状況だからこそ謙虚に地に足つけて学び、スキルをつけて、自分の身も家族も守っていかないといけないなと思う今日この頃です。たぶんこんなことを考えるようになったのは、MUPに入ったからなんだろうな・・・最近、インプットもアウトプットもできていなかったので、改めて行動に移していかねばと思いました。やらなきゃ意味がない・・・

関連してそうなMUPの動画(一般公開動画)を張り付けて終えようと思います。


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