第1回【#30企業分析】(挑戦中)
今回はこちらのテーマでnoteを投稿します。
1)きっかけ
「Finance LABO」の勉強会がきっかけです(最近特に刺激を受けています。)
(CAMP FIRE)
(note版)
私も会計関連の仕事をする傍ら、会計クイズのようなユニークな形で「企業を取り巻く数値」と「実際のビジネス」を紐づけることができたらどんなに面白いだろうかと考えていました。
そこで注目したのが、にしけいさんという方がTwitter上で発信されている【30分企業分析】というものになります。(noteでも有用な情報を発信されています)
これは、短時間で有価証券報告書や有価証券届出書、決算説明資料を見ながら企業のビジネスと数値の関係性を紐解くというものになります。
2)わたしがやったこと
ずばり、「トレース(模倣)」です。
すごいなと思った方のアウトプットをまねすることから始めることにしました。
それでは、見ていきましょう。
3)#30分企業分析 (挑戦中)
今回分析した企業は12/17上場した株式会社プレイドです。
まず、分析にあたり事業内容を決算説明資料から確認していきます。
主たる事業内容はプラットフォームの提供です。
主たる事業内容について、有価証券届出書の販売実績の部分を確認します。プレイドではSaaS事業オンリーとのことです。
ビジネスモデルはシンプルです。サービス利用者からの利用料が収益源となっています。
同社のビジネスは典型的なサブスクリプションビジネスです。売上は契約数x手数料単価で計算されます。
主要な経営指標の推移を有価証券届出書から確認します。
売上高は右肩上がりです。経常損失以降は赤字になっています。
売上の増加と比例する形で従業員数も増加しています。
現金は比較的潤沢に保有しているといえそうです。
損益計算書を見ていきます。原価率は30%とかなり低いです。内訳をみるとサーバー利用料が大半ということが分かります。
製品の製造原価が出てこない点は、SaaS事業を展開する企業の特徴といえそうです。
原価が少ない一方で、販管費の割合が95%とかなり高くなっています。平均年間給与は800万超と人員への投資を行っていることがうかがえます。
最後に手取金の使途ですが、いずれも事業の核となる部分への投資を行う予定とのことです。
以上30分企業分析でした。
4)感想・学び
この取り組みは資料の閲覧からスライド作成の全過程をとして約5時間超かかったと思います。つまり、全然30分で終わりませんでした(笑)
ですが、わかったことがいくつかあります。
・分析を通じて、「事業」と「財務数値」の関連付けを意識するようになる
・スライドの作成スキルがつく(短時間で形を作り上げる力)
・メッセージを磨き上げる力がつく(個人的にはこれが一番重要だなと思います)
・かなりざっくりした分析のため、これをきっかけに興味関心が広がる(KPIの推移、業界の他プレイヤーとの比較等)
例のごとく、作ったスライドを奥さんにプレゼンしたところ、以下のコメントをいただきました。
・スライドの字がちいさくて見えない。
・結局この会社はいい会社なのかどうかがわからない。
・分析の結果、今後どうなると思うの?
どれもごもっともでした・・・次回に活かします!
以上、最後までご覧いただきありがとうございました!
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