シロップ内服戦争
乳児血管腫にてヘマンジオルシロップ服用中の息子。
絶賛拒否。
拒否の構え。
飲み込んでたまるか!!
と、毎回頑なな意思を感じる。
そんなに嫌か。と思うが、ミルクで生きてる幼獣である。シロップは異物として認識されているらしい。K2シロップやロタワクチンは全く拒否しなかったのだが、この違いはなんだ。
そもそも一回量が多い。体重に伴って投与量は決まるのだが、ヤツは同月齢に比べるとややデカい。結果飲む量も比例してそれなりの量になる。
毎回抗議の雄叫びと、よだれと共に吐き出されるシロップに母の心は折れかけている。本当に美味しくないのだな。
ミルクに混ぜればミルク自体を拒否しかねず、哺乳瓶の乳首は吸った瞬間激怒。
付属のシリンジにてちょびちょび投与しているが、口の中に溜め込んで飲み込まない。
どーすんねん、これ。
そんな中、ナショジオで放送中の動物病院のリアリティ番組にて犬に内服薬を投与する獣医師を見た。
これだ。
試しに息子を背臥位にし、抗議の雄叫びを上げる彼の口の中にシリンジにてちょびっと薬を入れたところ、
ゴックン。
飲み込んだー!!!!
ヤツは比較的背臥位になるとよだれも飲み込めるのだ。というか、溜まるので飲み込まざるを得ないというのが正しい。
ムセもないし、湿性嗄声もない!キタコレ!
というコツを掴めたので、毎回のバトルがややこちらが優位になる…はず。