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保健師から電話がきた話

先日、我が家の幼獣が2歳の誕生日を迎えた。
早いものでもう2歳。相変わらずの女顔。最近ままごととすべり台をこよなく愛し、YouTubeでSir Vanityのスタジオライブを見ながらエアギターをするのがマイブームである。母の推しは梅原裕一郎だ。


フルタイム勤務に戻った今週、帰宅間際に見知らぬ番号から着信が入っていた。
ググってみると市の保健センターのものである。

もしや1歳半健診で引っかかった後の様子確認の電話ではなかろうか。
ちなみに引っかかったのは言語。以下参照。

そういや2歳頃電話掛けてくるって言ってたよ。

さて、2歳になった幼獣の言語発達ではあるがおおよそ8割方喃語である。長文の喃語。なんか言ってる。翻訳求む。
同月齢の子は2語文を話し出すらしいが、ぶっちゃけ親の自分の予想では幼獣は2歳0ヶ月で2語文は無理である。

なにせ親の自分が2語文を話したのは2歳4ヶ月らしい。そら無理だ。

しかし、ここ最近はオウム返しや、指差しで「わんわ」「ぱっぱ(葉っぱの意)」「にゃんにゃん」「ぴた!(ピタゴラスイッチの意)」と表出が増えつつある。それなりに進歩はしている。

さらに、イヤイヤ期にも突入したのか嫌なことがあると「のん!」と拒否の構えを見せる。
何故か「イヤ」ではなく「ノン」なので毎度斎宮宗かオマエはと内心思っているが、まあ「イヤ!」と言われるよりはまだ笑えるから良しとしよう。
余談だが斎宮宗のキャラソンを思い出そうとするとフォルゴレの『チチをもげ!』が出てくるのは本当になんとかしたい。

イヤイヤ期なのもあって『自分の意に沿わないと断固拒否』という姿勢を見せ、その場から動かなかったり寝転がったり軟体になってみたりと自己主張のバリエーションも増えた。

我が家ではその様子を端的に『拒否柴』と呼んでいる。
一時期にわかに話題になった富山ソフトセンターの狂犬病予防注射会場ドタバタ劇の荒ぶる柴犬を見るたびに我が家の幼獣を思い出す。マジであんな感じ。

さて、保健師からの電話だがやはり言語発達の様子や、癇癪の際に頭をぶつける行動についての現在の様子を尋ねるものだった。

絶妙に単語が増えたことを伝えると「アンパンマンとか言いますか?」と聞かれたが、

そもそもアンパンマンって今放送してんの??見せたことないが??

基本的にEテレかYouTubeでシナぷしゅだったりMV見せたりナショジオ流しっぱなしの我が家。
ヤツの好きな番組はピタゴラスイッチとひつじのショーンだ。 あと何故か0655と2355。ユーフラテス大好きである。

…という話をすると電話の向こうで困惑されていた。ですよね。

更に好きな遊びがままごとと散歩、すべり台と話すと「どっちもやるんですか??」と言われた。そんなもんじゃね?

とまあなんだかグダグダな内容だったものの、とりあえずまた半年後、2歳半の頃に再度確認の電話が来るらしい。


幼獣、個体差の範疇なのか?それとも?


と思うものの、今のところ親としてはあんまり困ったことはそこまでない。