採用活動の穴かもしれないマスマーケティング
こんにちは!田儀です。
今回は採用マーケティングの「マス」「戦略」をキーワードにしてまとめてみました。
採用手法、ブランディングだけでは...と頭を悩ませていらっしゃる方が周りにいらっしゃればこちらの記事をご紹介頂けますと幸いです。
以下の目次を記載しています。
ご興味のあるところからどうぞ!
1. 実は採用経路も「マーケティング」の一種
2. 手法論ではなく、徹底して自社のポジションに集中
3. ポジションを作るには
4. マスを押さえる時の手法紹介
1. 実は採用経路も「マーケティング」の一種
採用に取り組んでいらっしゃる方の多くが「マーケティング」と聞くと難しく考えてしまうかもしれません。私もその一人でした。
ですが、実は採用活動そのものがマーケティング活動と言えるのですが、「採用」×「マーケティング」と考えることによって少し誤った認識が広まっている可能性があります。
マス・マーケティング
ダイレクト・マーケティング
バズ・マーケティング
といったマーケティング戦略単位で見たときには、以下のように分類されます。
つまり、我々が普段行っている採用活動そのものがマーケティング活動であることが分かります。
2. 手法論ではなく、徹底して自社のポジションに集中
では、採用を目的としたマーケティング活動=「採用マーケティング」では何を行うべきかを考えると、徹底して自社のポジションづくり/確保に集中することだと考えられます。
意外とやりがちなのが、採用マーケティングを行おうとなった際に“ 手法 ”議論が先先にしてしまうことです。 ですがマーケティングにおいて手法も非常に大事なのですが、それよりも重要視されているのが何を打ち出すかです。
LayerXさん、10Xさん、Ubieさん、メルカリさん、Autifyさん、Gaudiyさん
などが独自のポジションを確立、打ち出しに成功している企業として挙げられるのでしょうか。
「〇〇のあの会社に入りたい」「〇〇のあの会社の話を聞いてみたい」を作れている状態です。
3. マスマーケティングの成功手法紹介
自社をどのように打ち出すかを決めた後に困るのがマーケティング手法です。
個人的には今だから、スタートアップこそ、マスマーケティングを取り入れてもいいのではと考えています。
某媒体さんであれば、当時各社採用媒体の覇権争いをしていたタイミングであのCMで一気に認知度を獲得し、事業成長に繋がり、採用活動にも寄与しています。
クラシルさんも採用マーケティングではなく、事業マーケティング目的ではあったものの、某媒体さん同様の流れをたどっています。(億単位のマーケティング費用を使うと判断したお話は有名ですね)
などなど、多くのスタートアップ/大手企業がダイレクトマーケティングやバズ・マーケティングで争おうとしている中、マスマーケティングを実行できる企業があれば、戦略上優位に立つことも、手法的に優位に立つことができるかもしれません。
4. マスマーケティングの手法一覧
私もマーケティングの専門家ではないのですが、パッと思いつく限りでも殆どの会社がマスマーケ戦略を使用した、採用マーケティングは行なっていないなーという印象です。
こちらの表を現在採用活動で使用されているものに色を付けてみました。
このように採用活動の殆どがダイレクトマーケティングに該当しています。これからの採用マーケティング活動には「マスマーケティング」がヒントになるのかもしれません。
最後に
いかがでしたでしょうか?
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