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リスクを取る生き方のために必要なこと

「今ないものを作り続けないとその会社さらにその業種は滅びる」
と言い続けてきた。
世に言うイノベーションみたいなものだが、改善では全然足らない「改革」または「革命」が必要な会社、業種が今の日本にはたくさんあるような気がする。それを行えてこなかったことが空白の30年を引き起こしていると言える。つまり革命的な商品、手法というのは「今までになかったもの」であり、それを実行する、市場に出すということは当然ながら『リスクを取る』言い換えれば渾身の勝負に出る、全身全霊を賭けて勝負するということだ。
このことを実行したアメリカのベンチャー企業Google ,Amazon ,Apple ,NETFLIXそしてイーロン・マスクは大きく成長し、日本はこう言った企業を生み出す土壌もなく長い停滞を続けている。
そして言うまでもなくアメリカはこのイーロンマスクとトランプが組んでとんでもない「今までになかったこと」を国際政治の中で内政で今年行なってくる。
日本という国や多くの企業がこの荒波の中で翻弄されることは見えている。
ただ一つの例外は日本製鉄でこのアメリカに勝負を挑み何らかの着地点を見つけられれば一矢報いることができるかもしれない。
このあと「屈服」した国や企業は翻弄され続け、「対抗」し続けたものだけが何らかのポジションを得ることになる。
それがトランプとイーロンが国際政治の世界をビジネスのルールでやるぞ!と宣言していることだろう。
グリーンランド、パナマ運河、ウクライナ全てのルールが変わることはもう宣言されている。

さてここから一挙に話のサイズが変わる。一人一人の生き方で「リスクを取る生き方」をしているか?という話だ。
長らく会社員をやってきた僕の周りには「リスクを取る生き方」をしている人間は極めて少なかった。働いても働かなくても一定額のお給料がもらえるサラリーマンはリスクを取るということに縁遠い。
しかしそんな会社の中で「電波少年」というリスクしかない番組を立ち上げさらにそれを進化させ続けるために新技術を探した。さらに鎌倉に引っ越してベンチャー企業の経営者たちと深く知り合うことによって”リスクを取る人たち”と知り合うことになった。
僕自身もそうだが『リスクを取る』というのは成功するとは限らないということだ当たり前だが。だから成功者もいるがその横に失敗者(挑戦する限り未来の成功者)もたくさん見ることになった。会社の中にいればリスクを取る必要がないから成功者も失敗者もいない(または小さな成功者と小さな失敗者がいる)が一歩外に出ればその振り幅が大きい成功と失敗があって、その延長線上にイーロン・マスクがいると感じることになった。

これを読んでいる人で「私は一度もリスクをとったことがない」という人がいるだろうか?たった一つ人生でどうしてもとらなくてはならないリスクはパートナー選びかもしれない。結婚。これをしないで一生シングルでいるのも選択だと考えられるからこのリスクは誰しもがとらなくてはならない。
それと転職。(最近のテレビCMはこればかりだ)。起業もそのうちのひとつだろうが職業を選ぶのもリスクテイクの瞬間だと言える。社会とどの職業で関係性を持つのか?どう言う社会人になるのか?も誰もがしなくてはならない選択だろう。そしてこの選択の時に心に留めておかねばならないのが「ハイリスクハイリターン、ローリスクローリターン」の法則だろう。
起業する、これはハイリスクハイリターン。就職するはローリスクローリターン。単純に割り切れば。この中のバリエーションとして騙されたり自分にあったり合わなかったり色々するが、基本的には「みんなと同じ道をいく」はローリスクローリターン。「みんなと違う道をいく」さらに言えば「今までになかったものを作り出して勝負する」はハイリスクハイリターンな生き方である。

思わず「勝負」と言う単語が出てきた。
この勝負に勝つためには自分をどう言う状態に置けばいいのか?
何を心がければいいのか?
そのことを元々書こうとしたけど回り道しすぎて疲れてしまった。
また次回。

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