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センティングデザイナーになったきっかけVol.1

SENAです。

私が何故センティングデザイナーになったか、簡潔に記しておこうと思います。

私はインテリアデザインの学校を卒業しています。

ただ、本当は建築家になりたくて高校受験、地元で唯一、高校から建築の勉強ができる高専(高等専門学校)の土木建築学科に入学しました。

しかし高校時代はほとんど勉強に身が入らず、バンド活動やバイトばかりに精を出し、見事に留年してしまいます。
そのまま退学し、18歳の時に東京の専門学校に入学しインテリアの勉強をスタートしました。
卒業後はなんとなく就職はまだできないと思いフリーターの道を選びます。

2年くらい飲食店でアルバイトをしている時、ふと仕事帰りにクラブに遊びに行きました。
当時はまだ小さい箱のクラブが新宿にも多くあり、確か「OTO / 音」という歌舞伎町の地下にあったクラブだったと思います。

そこでたまたま出会った人(男性)が近くのワインダイニングのお店で働いており、働けば?と誘われました。「ワイン??」かという感じで、でも面白そうだったのでそこで働くことになりました。

そのお店は数十種類の世界中のワインをグラスで提供するという、当時では珍しいスタイルのお店だったと記憶しています。

そこでマネージャーをしていた方が「ソムリエ」だったことから、私自身も「ソムリエ」を目指すことにしたのです。
ソムリエの雰囲気、所作が当時の私にはとても新鮮に格好良く見えていたのだと思います。

27歳でソムリエ資格を取得し都内のレストランでソムリエとして従事し、30歳の時に、今の会社(不動産企画開発)に転職します。

これ以上長くなると、なかなか文章がまとまらないので(笑)
詳細は下記の記事をご覧ください。

追記として、当時ソムリエとしてフランスやイタリアを仕事で巡れたことは今でも大きな糧となっています。グローバルな感性が磨かれました。


「インテリア」と「ソムリエ」の融合

学生時代に勉強し将来なりたかった職業「建築家」「インテリアデザイナー」。紆余曲折あり、ソムリエとなりましたが、本来であれば建築やインテリアの仕事がしたかったと今でもそう思います。

そこで、本来やりたかったインテリアとしての空間デザインと、ソムリエとして香りに関わるキャリアを築いてきたものの融合=センティングデザインに繋がりました。

ソムリエとしてプロフェッショナルにワインの香りに携わってきたキャリアを活かしながら香りで空間をデザインすることは、私にとって自然な流れでしたし、他の誰もがやったことのないハイブリッドでクリエイティブな仕事を創造できるとも感じました。
プラスして現在、不動産企画開発・管理会社で勤務しながらマンションのリノベーション等の業務をこなしていることも自身の背中を後押ししたきっかけになりました。室内のリノベーションを「香り」を用いてもできるんじゃないか??と。

<Ver.2に続く>



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