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議員研修・ゲートキーパーのこと

知多北部議長会研修会。第52回!です。
知多市、東海市、大府市 の3市の議員が一堂に会して年に1回研修会を行っています。
幹事市は持ち回りで、今年は知多市議会さんが「こころに寄り添うコミュニケーション~ゲートキーパーの役割と、自殺に傾く方への適切な支援とは」と題した研修会を企画してくださいました。
講師はNPO法人コアカウンセリング支援協会の 宮崎 勝博 理事長。

会場は知多市勤労文化会館。
移動バス乗車前検温、入室前検温、手指消毒、席の間にアクリル板と席順指定、など入念な対策を行い、昨年度はできなかったリアル開催となりました。

自死対策は重視してきた政策分野ではありつつ、カウンセラーの手法などを専門性ある講義としてお聞きする機会を逃したまま今に至っていましたので、とても貴重な学びをいただきました。
こんなときどう対応しますか?とプチワーク形式でとても良かったです。
カウンセラーさんって高いスキルですごい。
同感と共感の違い、イメージはできるのですけど、自分で実践できるかというと、とても難しい。つらいと思っている人に寄り添う側は「共感」あなたがつらいと思っていることを私は感じますよ、と理解する姿勢であり、「同感」は私も同じ思いです、ということ。相談者さんは、ああ同じようにつらい人にこれ以上言えない、とか、頼れない、と感じて口をつぐんでしまうかもしれないし、相談を受ける側としても、同じようにつらいと思ってしまうと大きなストレスを持ち帰ることになる、ということのようです。「自他分離」との言葉をメモしました。

宮崎先生、お世話になった知多市議会さん、ありがとうございました。

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