歌詞考察!主題歌『Pale Blue/米津玄師』を歌ってみた!&ドラマ「リコカツ」感想文
ドラマ「リコカツ」が本当に面白い…!
そしてエンディングの主題歌が毎回心に刺さって切なすぎる...
こんちには。よっちゃんです♪
このnoteではアカペラ歴10年、
これまで200曲近く歌ってきた私が
独自の視点で歌詞の意味や世界観を考察していきます^ ^
改めまして、今回はTBS金曜ドラマで話題の
「リコカツ」
について、
ドラマを見て感じたことを交えながら、
米津玄師さんが描き下ろした主題歌
「Pale Blue」
の歌詞についても考察していきたいと思います!
同時に私たちTokyo Six Harmonyが歌をカバーしていくので良かったら見てくださいね✨
ドラマの名シーンを振り返りながら、
ぜひ一緒に主題歌も楽しめたらと思います^ ^
画像出典:コラボカフェ
【歌ってみた!】リコカツ主題歌「Pale Blue/米津玄師」
早速ですが、私たちがアカペラカバーした
「Pale Blue」についてまずは紹介させてください!
これまでも数々のヒットソングを生み出している米津玄師さんですが、
ラブストーリーの主題歌を描き下ろすのは初めてとのこと。
「リコカツ」のプロデューサーの方々と、
脚本や主人公などドラマの世界観を共有され、
米津さんらしい繊細な言葉で紡がれた一曲になっています。
5月22日の第6話からは、
いよいよドラマのクライマックスにあわせ、
ついに「Pale Blue」のフル音源で放送され、
更に注目を集めていますよね!^ ^
CDのリリースは6月16日とのことなので、
ぜひその前に「Pale Blue」というタイトル、
そして歌詞に込められたドラマの名シーンについて、
一緒に見て行けたらと思います♪
【考察①】タイトル「Pale Blue」と主人公・紘一が選んだカーテン
ドラマの主人公である
咲(北川景子)と紘一(永山瑛太)は、
新婚生活が始まって早々、
生活スタイルや服の好みなど、
様々な価値観の違いで衝突を繰り返します。
オシャレ好きな咲が作り上げた新居、
その中で唯一、紘一が選んだインテリアが
淡い青色=Pale Blue
のカーテンでした。
第1話では、家の雰囲気に合わない、
と喧嘩のタネになってしまうのですが、、
第6話のクライマックスでは、
実はこのカーテンが視聴者の涙を誘うシーンに繋がっていたんですよね、、、!
(私は号泣しました。笑)
カーテンだけではなく、
青空のシーンや、
主人公 咲の洋服の色など、
ドラマの中で「Pale Blue」色を探してみても良いかもしれません♪
ちなみに私たちTokyo Six Harmonyでは、
淡いブルー色を衣装にして奏でてみたので、
良かったら見てみてくださいね^ ^
【考察②】各回に出てくる雨のシーンと「晴れた日の朝」
主人公の咲は、
幼い頃のトラウマがきっかけとなり、
雨の日を嫌っていますが、
「リコカツ」では毎回雨のシーンがあるように見受けられます。
泣きながら帰宅するシーン、
別れ話を切り出すシーンなど、
切ないシーンであることが多いですが、
傘を差し出してくれる、
自分を守ってくれる人
=夫婦や家族という存在を感じさせる
というシーンにも多くがつながっているんですよね♪
ドラマの展開の中で、「雨」は切り離せない関係のように思います^ ^
一方、「Pale Blue」の歌詞の中では、
「雨」という言葉は直接使われていませんが、
2番の歌詞にこんな表現があります。
晴れた日の朝
あなたのことが どこまでも大切でした
雨上がりの朝に、咲と紘一が
一緒に虹を見るシーンがあるのですが、
言葉を交わさずとも、
お互いがお互いを大切だと実感する
…そんな重要なシーンになっていましたよね♪
ちなみに、米津さんの楽曲のジャケット写真にも
水に溶け込むような描写がされているようです。
私たちのカバー動画の中でも、
青色の絵の具が水に溶け込むような演出を加えておりますので、
ぜひ見つけてみてくださいね^ ^
【考察③】ラストの3拍子のメロディーラインに込められた意味とは
さて、主題歌「Pale Blue」最大の聴きどころ
と言っても過言ではないと思うのですが、
最後のメロディーラインだけ、
4拍子→3拍子に変化し、
壮大なクライマックスを演出しているんですよね!✨
絶対にこの3拍子部分は歌いたい!
と思い、私たちもカバーさせて頂きました^ ^
また、メロディーラインだけでなく、
歌詞の中の心情も大きく変化しているので、
一緒にみていきましょう♪
まずは、前半部分から↓
〈1番サビ〉
あなたが見据えた未来に私もいたい
鼻先が触れるくらいに あなたを見つめたい
〈2番サビ〉
どれだけ生まれ変わろうとも意味がないくらい
どこか導かれるように あなたと出会いたい
本当はそばにいたかった
という思いを自分の中で確かめて、
でもそれは表には出せず、
心の中に仕舞い込んでいる感じがしますよね。
伝えたい気持ちは溢れているけど、
それをうまく言葉にして伝えられない…
真っ直ぐだけど不器用な主人公の紘一の性格にも重ねることができますよね^ ^
一方で、ラストの3拍子部分の歌詞はどうでしょうか??
いかないで そこにいて
そばで何も言わないままで
忘れられないくらいに抱きしめあって
ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと
恋をしている
「いかないで」
という冒頭の言葉からわかるように、
気持ちがストレートに表現されていますよね。
後になって大切な人を失ったことに気づく
咲の気持ちにも重なっていくことで、
物語に寄り添うメロディーライン&歌詞
であるということを感じて頂けたかなと思います^ ^
また、冒頭の歌詞は、
恋をしていた
と過去形で始まっていますが、
最後のワンフレーズだけ、
恋をしている
という現在進行形で歌詞がくくられているのも、とっても気になります!
果たして2人は本当に離婚するのか!?
それとも、
進行形で終わる歌詞のように、
お互いの価値観を受け入れ、
夫婦を続けるのか…!?
残りのドラマも楽しみにしたいですね^ ^
私たち【Tokyo Six Harmony】に関して
「Tokyo Six Harmony」
2021年、様々なバックグラウンドを持った
6人のアカペラー達が東京で出会い活動を開始。
話題の曲や主題歌を中心にアカペラカバー曲を発信中。
多くの方々にアカペラの良さを伝えるべく活動しています。
聞いていただいた方にとって
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Top よっちゃん
2nd ざきなお
3rd るーぽー
Bass ディラン (arrange)
Perc ぱづる