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考察&歌ってみた!YOASOBIの「三原色」の原作小説「RGB」から歌詞の意味を解釈!〜ahamo CMソング〜

どうも!よっちゃんです♪

このnoteではアカペラ歴10年、
これまで200曲近く歌ってきた私が
独自の視点で歌詞の意味や世界観を考察していきます^ ^

同時に私たちTokyo Six Harmonyが歌をカバーしていくので良かったら見てくださいね✨


今回は、
格安な携帯料金プランで若者の注目を集めている"ahamo"のCMタイアップソング

「三原色/YOASOBI」

の歌詞について、
原作小説「RGB」の物語なども交えながら、
独自に考察をしていきます!

ぜひ、曲の世界観を共有して
一緒に音楽を楽しめたらと思います^ ^

画像出典:タワーレコード

【歌ってみた!】ahamo CMソング「三原色」(YOASOBI)

早速ですが、私たちがカバーした
「三原色」を紹介させてください!

「YOASOBI」は、
小説を音楽にするユニットとして、
いま爆発的に人気を誇っていますよね。

そんな、「YOASOBI」が出した新曲「三原色」!
ahamoのCMソングとしても注目されています。

そんな曲をカバーさせて頂くにあたり、
私たちがどういう歌詞の解釈で歌っていたのか?
説明していきますね!

まずは曲の元になった原作小説
小御門優一郎さんの作品「RGB」
を紹介させていただいた後に

YOASOBIの楽曲「三原色」の歌詞の中で、
どのように小説が反映されているのか、
後ほど考察編でお話していきたいと思います♫

原作小説「RGB」の主人公と物語について

まずは原作小説の物語について、少しご紹介していきますね^ ^

この小説では、
R
G
B
という3人の幼馴染が10年越しに再会する、
という1日を舞台に、
それぞれの目線で物語が紡がれています。

まずは、
少し内気な性格の「R」の物語から始まります。

後に出てくる「G」という女の子のことが
当時から好きだったRは、
久しぶりの再会に胸を高鳴らせています。

「ちょっと着飾って大人ぶった格好で」
待ち合わせに向かうR。
…昔の友人に再会するときなど、誰しもが経験したことがあるのではないでしょうか?^ ^


次に3人の中の唯一の女性、
「G」の物語が始まります。

「ちっちゃい頃一緒遊んでた男の子2人」

という表現が指しているように、
特に異性ということを意識せず、
フランクに遊んだり話したりできる女性だということがわかります。

最近結婚したばかりのGは、
あどけなかった頃の自分を取り戻すかのように、SNSで再会へ胸の高鳴りを発信しながら、待ち合わせ場所へ向かいます。


そして最後の3人目、
当時からリーダー気質で今回の幹事役である「B」

おそらく資格取得等の勉強に勤しんでおり、
まだ社会人になれていない自分に
どこか後ろめたさを感じているBは、

「2人に慕われていたあの頃の自分に戻りたい」

という言葉がストレートに表しているように、
昔の友人に合うことで、輝いていた昔の自分を求めていることがわかります。


そうして、
それぞれ異なる心情を胸に集まった3人。

身長がBよりも遥かに高くなっていたRの姿、そして左薬指に指輪をつけて美しい大人の女性になっていたGの姿に、

最初はぎこちない空気が流れますが、
すぐに緊張はほぐれ、
思い出話に花を咲かせ、
時間を忘れていく3人。。

決して離ればなれになる特別なきっかけがあったわけではなく、
10年以上という時を経てしまった3人。

でも、その空白の時間を取り戻すかのように、
あの頃見ていた光景を思い出しながら、
また3人のつながりを取り戻していく物語です♪

【考察①】楽曲「三原色」の歌詞に反映された「風景」


それではここから、YOASOBIの楽曲
「三原色」の歌詞の中で、
どのように小説が反映されているのかを一緒に見ていきましょう^ ^♪

まずは歌詞に多く反映されている
風景」についてピックアップしてみます。

それじゃまたね 交わした言葉
あれから幾つ朝日を見たんだ

3人が会わなくなって経過した月日を、
日々繰り返す朝日を通して表しています。

雨上がりの空 見上げれば
あの日と同じ様に 架かる七色の橋

再会の待ち合わせ場所に向かう途中、
3人はそれぞれの場所で、
空にかかる虹を見つけます。

「虹」という言葉をそのまま使うのではなく、
「架かる七色の橋」という
架け橋=人と人を繋ぐものを思わせるセンスを伺えますよね♫

ねぇ ここまで歩いてきた道は
それぞれ違うけれど
同じ朝日に 今照らされてる

ラスト前のブリッジ部分では、
離ればなれで会うことができなくても、
いつも同じ朝日を見ているという、
みんな同じ毎日を過ごしているという
温かいメッセージを感じることができます。

【考察②】冒頭とラストに出てくる「物語」という言葉に込められている意味

どこかで途切れた物語

という切ない歌詞から始まるこの楽曲。

お気づきの通り、気が付かない間に連絡を取らなくなっていた3人を指しています。


しかし、
最後の歌詞を見てみると、

物語は 白い朝日から始まる
「また明日」

と再び時を取り戻したかのように、
3人の物語は続いていくラストとなっています。

そう、実は原作小説には、
幼少期に漫画家を夢見ていたRが、
"じゆうちょう"に描いていた物語について、
エピソードが散りばめられています。

"じゆうちょう"を取り巻く
ひょんな行き違いから、
R・G・Bは自然と遊ばなくなっていった。。

でも、
大人になって再会を果たした3人は、
その後もまた何度も会うようになっていくのです。

そう。
どんなことがあっても
毎日夜が来て、
朝日が昇るように、
人と人とのつながりはいつだって取り戻せる。

…コロナ禍でなかなか大切な人に会えない今だからこそ、更に胸を打たれる歌詞になっていますよね♪

【考察③】「三原色」に隠された、R(Red)、G(Green)、B(Blue)とは

原作小説の主人公であるRGBについて、
各個人の物語は楽曲の中では細かく触れられていません。

しかし!
注目すべきは最後の歌詞となります。

いつか見上げた赤い夕日も
共に過ごした青い日々も
忘れないから 消えやしないから
が芽吹くように また会えるから

物語の3人を表す「三原色」のカラーが1番最後の歌詞に隠されているんですよね♪

そして、
この3つのカラーが光として重なる時、
白色になると言われています。

物語は 白い朝日から始まる
「また明日」

白い朝日

という最後に出てくる歌詞が、

3つのカラーの重なり=再開した3人
が、時を経てまたつながりあえたことを表しているんですね♫

…いかがでしたでしょうか?

原作小説を読んでから楽曲を聴くのもよし、
楽曲を聞いてから原作小説を読むのも
また違った楽しさがあると思います。

もちろん私たちTokyo Six Harmonyの YouTube動画をもう一度見ていただいていた上で、
原作小説を楽しんで頂けたら、とっても嬉しいです^ ^

私たち【Tokyo Six Harmony】に関して

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「Tokyo Six Harmony」
2021年、様々なバックグラウンドを持った
6人のアカペラー達が東京で出会い活動を開始。

話題の曲や主題歌を中心にアカペラ曲を発信中。
多くの方々にアカペラの良さを伝えるべく活動しています。
聞いていただいた方にとって
少しでも日常の楽しみになるような音楽を届けます!

応援とYouTubeのチャンネル登録をぜひよろしくお願いします!↓↓
https://youtube.com/channel/UCbSFQOvKOW3p_oq-aOwfbvw

・・・ちなみに、
今回、私たちも原作小説の主人公たちを意識して、
衣装カラーもこだわってみたので、
楽曲と共に、
ぜひ映像もお楽しみ頂けたら嬉しいです♪

◆メンバー紹介

Lead  ざきなお
Top よっちゃん
2nd りょーちん (mix & video editor)
3rd るーぽー
Bass ディラン (arrange)
Perc ぱづる

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