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第2回ウェビナーレポート

はじめに

こんにちは。TOKIWALab.運営インターンの都竹萌花です。

7月9日に、昨年度審査委員、採択社をお迎えして対談形式でウェビナーを開催いたしました。

今回は、そのウェビナーでのコラボ対談についてご報告させていただきます。

ゲストの方々

第3回ウェビナーレポート (1)


ーー実際の審査の様子を教えてください

柴田:まずエントリーシートを書く際、自分の頭の中にあるアイデアを出し切るというのが大変だったということを覚えています。その後のアクセラの面談はただただパニックになっていて話すのに必死でした。ただ、1回2回ともらったフィードバックをもとにブラッシュアップしていき、気づいたら採択されていました。

渡部:私たち審査員は最終しか見ていないのですがどういう風に事業の案は変わっていったのですか?

柴田:最初は、そこまで菌だけに注目せず天気や生理周期などいろいろなものを盛り込んでいました。しかし、いくら顧客をつけ、ファンを集められるかが大事なんじゃないかと言われ、確かになと思い知らされたことを覚えています。

ーーTOKIWA Lab.を通して、一番大変だったことを教えてください。

柴田:私は学生なのでこの企画を成功させないと死ぬということはないので、実際に化粧品を作っている人から見てどういう風に見えいているのか知りたいくらいの思いでアクセラに参加したので、アクセラ期間中に大変だったことはないですかね。むしろ今ですね。資金調達が大変です。あとは仲間も大切だなって思います。

ーー渡部:資料を作るうえで壁打ちしましたか?

柴田:スタートアップ企業の先輩や経産省のアクセラの方などたくさんしました。

ーー渡部:ブラッシュアップしていくのは主にどういう人と話していくのでしょうか?

柴田:主に金井さん(株式会社トキワ副社長・TOKIWALab.代表)です。面談は2~30分という短い時間でしたが頭がパンクしそうなほどの情報でした。

渡部:むしろ粗削りの方がいいですよね。本質だけはしっかり持っていって審査員と固めていくということがTOKIWALab.の特徴ですよね。

ーー渡部:柴田さんは他のアクセラも受けたのですか?

柴田:経産省のアクセラを受けていたのですが、そこに化粧品業界の人がおらず曖昧な解答しか返ってきませんでした。

ーー渡部:柴田さん自身がここが採択されたポイントみたいなものはありますか?

柴田:これは渡部さんに聞きたいです。弟のアトピーがひどかったからどうにかしてあげたいという思いがベースで始めたため、その思いを組んでくれたのかなと思います。

渡部:柴田さんを最終選考で押ししたのは僕なんですが、「why this why now why you」が明確だったんですね。「なぜあなたがなぜ今なぜこれを」なんですが、そこのストーリがきれいですごく熱量を感じました。

ーー現在の共創状況は?

柴田:事業を始めるには多くのデータが必要であり、そのためには資金調達が必要でまだその段階ではあるんですが、テストマーケなどを行い始めようとしているところです。肌と化粧品の相性を分析する機械のあるラボに入ろうと思っているのですが、このラボも審査員である酒井さんに紹介していただきました。

渡部:審査員ネットワークをフル活用していますね。他にも、私たちがやっていることとしてNOIN経由で肌の菌を調べるキットを配り、それを柴田さんの研究所に送るんですよね。どういう結果が返ってくるのですか?

柴田:肌の状態とそれに対するおすすめの化粧品と成分をお伝えすることができます。

渡部:おすすめの成分が分かればNOINの1万9千SKUのデータベースとマッチングしてお客様におすすめする製品をサービス上でお返しできるんですね。こういったことで協業できたらと思っています。

ーー渡部:学生生活との両立が難しそうですがどのくらいアクセラに時間を割いていましたか?

柴田:どれだけやり込むかは人それぞれなので直前だけ頑張る人もいると思います。学業との両立については過去レポ、過去問を集めるなど大学の友達にいろいろ協力してもらってます。

渡部:確かにアクセラによって拘束されるイメージはないですよね。

ーー渡部:企画書作るのどのくらいかかりました?

柴田:作るだけなら2時間くらいだったかもしれないですね。ただ、考えている時間は長かったと思います。私は、寝ながらやシャワー中など何かしながら考えていました。

渡部:分かるな。ある日ふと来るから。アイデアがおりてきますね。

ーートキワのアクセラの強みは?

柴田:いろいろな人がかかわっていることがいいことだなって思います。他の審査員の方々からもいいフィードバックをたくさんいただきました。いろんな方面で活躍されている方と関われることがトキワの強みだと思います。

渡部:シナジーについてですと、カラーコスメが強いですよね。でも前回のアクセラを見たらそんなこともなく採択されていますね。化粧品を作っている側から見ると、化粧品を作ろうとすると間違いなくトキワさんの名前は上がります。そのくらい品質が高い。すばらしい色身を出すし、こちらが提案したテクスチャーを絶対かなえてくれます。ほんとに作りたいものを作ってくれます。技術力の高さがトキワの強みだと思います。

ーー最後に第2回TOKIWALab.の応募者に向けていとことお願いいたします。

渡部:金井さんが寄り添ってくれます。情熱とアイデアをぶつけやすい。他のアクセラではなかなかこうはいかないと思います。ぜひ自信がなくてもいいので、トキワが寄り添い続けてくれるアクセラだと思います。あと発売するときはNOINがそこをカバーして、日本や世界に広めていくお手伝いができたらと思いますし、他にも審査員の方がついてくださるすばらしいアクセラだと思うのでぜひご応募お願いします。

柴田:他のアクセラと違うところは、マイナスのポイントではなくプラスのポイントをいかに引き出してくれるのかってところだと思うので、あまりまだ自信がないなって方にこそぜひ飛び込んで欲しいなって思います。


最後に

応募締め切りは8月15日23:59となっております。誰にも負けないアイデアを持っているが実現方法が分からない方、ぜひご応募お待ちしております。
完璧でなくともかまいません。一緒に未来のビューティーを作っていきましょう!!

このウェビナーレポートのアーカイブ動画↓

第3回ウェビナー

前回TOKIWA Lab.審査員:アリナミン製薬株式会社副社長野上麻理氏と前回採択社:シンクランド株式会社
代表取締役社長宮地邦男氏にご登壇いただいた説明会↓

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