26〜27歳
忙しい。金がない。
意味もなく公園へ行き、人と話す時間や理由もなく、ただ友人と集まって酒を飲む機会はめっきり無くなった。なくてはならないものではないから消滅したのか時間の流れと共に必要がなくなったのか。今分かっているのは、その頃よりも2、3段階先の未来にいる感覚。今自分がどこの位置にいるのか曖昧で矛盾している心を持って生きている。
お金、暮らし、結婚、転職、異動などあらゆる次のレベルに行くための転機が訪れやすい年齢に入った。もれなく自分もその1人で、必要か不必要か効率的か非効率か為になるか無意味かそんな生き急いだ考え方をするようになってきている。
友達との飲み会の参加や誘い、ライブの誘いを今までなら思いついたタイミングで連絡していた。だが最近はお互いに断り、断られることが増えてきたことで、「誘っても忙しいだろうし、断られるくらいなら最初から連絡するのはやめよう。」と思い、ここ数ヶ月は遊びの誘いをする気が起きない。誰かを誘ってやっていたことも1人で過ごす事が増えてきた。
元々、1人でも楽しめる性格なので、大きく困ることはないが、これから先の未来は間違いなく「疎遠」という言葉が身近に感じてくるだろう。
人を誘うという行為がめんどくさくなったのは、年齢もあるだろうが、どうせ忙しい、来れないだろうといった先入観と、断ることのハードルが低い人に話しかけているのが原因なのかもしれない。
ネガティブな感情ではなく、客観的にみて、この数年はつまらない人生になってきている。走馬灯でも、ここ数年だけ右下にスキップボタンが表示されるはず。
でもまあどこかへ行きたいところもなく、誘いたいイベントもないので、これからも変わらない気がする。社会人経験数十年の年配の方がジムへ通い筋トレ、ペットを飼い始める、地元のコミュニティに参加することの気持ちが分かりつつある。
これでnoteを書くのも最後かもしれない。
書く事がないからだ。少なくとも今の所はもうない。
では。