日本のインフラメンテナンスの現状 〜のもさんの学び発信Vol.2〜
こんにちは。のもさんです。
前回の記事では、僕の所属している「社会基盤学科」とはインフラを扱う学科で、僕はその中でもインフラメンテナンスについて研究している研究室に所属しているということをお伝えしました。
詳しくはこちらを読んでいただければと思います。
この記事では、日本でインフラメンテナンスがどれくらい進んでいるのか、ということについて紹介したいと思います。
結論から言うと、日本ではインフラメンテナンスが全く間に合っておりません。
土木学会は毎年、「インフラ健康診断書」の中で日本のインフラの劣化状況を評価して公表しているのですが、2020年のインフラ健康診断書では、橋梁・トンネル・路面について健康度がC(要注意)またはD(要警戒)と判定され、さらに現在の維持管理体制のままだと健康状態が悪化する可能性があるとされています。
詳しくはこちら
日本のインフラはかなり危険な状態にあるといえるでしょう。
次に、なぜこのような事態になったのか、というお話をしますね。
実は、日本では高度経済成長期以降、経済成長に合わせてインフラが急速に整備されていきました。そしてその時期に建設されたインフラが次々と劣化してきているというのが現状なのです。
このことは、こちらの資料から読み取れます。
どうしてこの資料からそう言えるのか、については説明がややこしくなるので割愛しますね。また機会があればそのことを詳しく説明する記事を出そうと思います。
https://www5.cao.go.jp/keizai2/ioj/docs/pdf/ioj2023_digest.pdf
さて、今日は日本のインフラメンテナンスの現状についての紹介記事でした。
そんな日本の喫緊の課題の一つに我々の研究室は取り組んでいるわけです。
次回は、うちの研究室の具体的な取り組みについて紹介していきますね。
それではまた〜!!
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