脳みその中で働くパートのおばちゃん
僕は8つ下に妹がいるが一人っ子の期間が長い。
そして性格的にも友達と常に行動するタイプではなかったので、学生時代も友達と話す時間よりも内省している時間の方が長かった。
それによって外からの情報を取り入れずに自分の中で出来事を解釈し、納得出来る結論を自分なりに出していた。
何か起こった出来事を他人のせいにしてしまうと
その人が何故そういう行動をとったか気になってしまうが、僕は自分の意見を言ったり聞きに行く勇気も社交性もなかったので、結局めんどくさくて自分のせいにして自己完結するという鎖国的学生時代を送っていた。
多くの人にこの性格を打ち明けると「めんどくさい」とか「思ったことすぐ言ったらいいのに」系統のことを言われる。
僕からしたら仲良くなりと思ってもない人と分かり合う為に話し合う時間を設けるほうがめんどくさい。
逆にその時間を作ってでも分かり合いたい人に固まりきってない粗い言葉で気持ちを伝えるより誤解を与えないような言葉を選んでから伝えたい。
多分多くの人が頭の中に発言するための言葉の工場があって瞬間的にたくさんの言葉が作られて、口に向かったベルトコンベアの上を流れていく。
そして不適切な不良品の言葉を脳の中のパートのおばちゃんが排除してくれてるんだろう。
僕の頭の中にはそんな工場はなくて、手作業だ。
手作業と言うと聞こえはいいが、実際は造るのに時間がかかって納期(会話で言うと間的なもの)を過ぎていたりする。
パートのおばちゃんを雇う程の脳の容量もないし、工場を建てれるほど脳みそが大きくない。
だから発言に時間がかかるんだろうなと思う。
そう考えると質のいい言葉をたくさん作れて多くの人に届けれる人たちは多くの人に愛されるのは当然のことだなと思った。
はぁ、また誰にも相談せず自己完結する鎖国的思考回路で結論を出してしまった。
誤字脱字確認のために読み返したけど、こいつめんどくせー。