T2S受講 (2023年7月)
T2Sを受講して、改めて自分の人生のミッションをまとめてみた。
<社会の現状>
世界96か国、2-17歳を対象とした調査によると、子ども10億人のなかで半分以上が児童虐待を経験している。
日本国内においても1日1件のペースで児童相談所が児童虐待の相談対応をしているという現状がある。
<社会ビジョン>
かつての日本でもあったように、大家族や家族ぐるみの付き合いのある集落で人とのつながりができることが理想である。社会的な動物として知られるニホンザルは20-100頭の群れで暮らす。人間も本来はこのような単位で暮らすことが望ましいのかもしれない。
日本は世界の幸福度ランキングで50位台で推移している。経済的にも文化的にも世界に影響力があり、世界から尊敬される日本であることを考慮すると、幸福度は低すぎるのではないか。幸福度をヨーロッパの国並みに高めていきたい。
<根本原因>
1950年代には世帯当たりの人数は約5人であるが、2020年には約2人にまで下がった。言い方を変えると5人家族が2人家族になったわけである。その要因としては都市化が進み、都市部の高い家賃で5人家族が住むには難しいことが挙げられる。単身世帯につては今後も増え続けることが予測されている。人口は減少傾向であるが、世帯数が増えているのである。単身世帯、2人世帯など、小さい世帯が増えるということは人との繋がりが減るということを意味する。児童虐待が増える一つの要因になっている。
また日本社会は子育てに寛容ではないという話もある。子育てに寛容な国、オーストラリア、アルゼンチン、アイスランドなどでは国会での授乳すら認められている。
さらに子育て世帯を対象としたアンケートによると「父母の近所に頼れる家族がいない」という世帯が41%もいる。子育てには実の親、義理の親の支援は非常に大きいので、頼れる家族がいないということは、子育て世帯には厳しい状況で、少子化、児童虐待にもつながる要因であると考えられる。
<これまでの人生>
子供時代は、辛い思い出が多い。幼少期には孤独、怖い思いをたくさんしており、小学生になっても心を開くことが出来なかったり、傷つくことを恐れて心理的に逃げて人と深い関係を避けるようになった。また孤独を感じたり、被害者意識を持ちやすい状態となった。そして、自分が何故存在しているのか問い続けることも頻繁にあった。
大人になってからも孤独感に悩まされることは続いた。転機になったは2011年の東日本大震災である。運動不足解消を目的として行った災害ボランティアは数年に渡り、宮城県に通って続くことになった。その後も熊本、広島など土砂災害、洪水、地震など大きな災害がある度にボランティアに行った。これにより職場以外にも友達が出来て孤独感は少し解消されることになった。
2014-2018年にはビジネススクールで学習してさらに友達が増えることとなった。ビジネススクール卒業後は一新塾で学んだ。ビジネスを学んだにも関わらず、災害ボランティアをしており、学んだことと、注力していることが結び付かず、一新塾に入ったわけである。
一新塾では自分の人生を振り返り、自分の人生のミッションが「困っている人を助ける」ということがわかった。
<これからの人生>
これからの人生は人助けをして、人とのつながりを増やすことである。それこそが自分のありのままの人生である。
一新塾では子どもの居場所を作っている仲間と出会い、2019年から彼らの活動を手伝うことで、人助けをすることができるようになった。活動をする中で、どうしても足りないのが活動資金、人手である。
サラリーマンとしての収入で寄付をしているが限界が見えている。今後は自ら事業を営むことにより経済的な支援を強化していきたい。