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#03 立川まんがぱーく 誕生の経緯


立川について

まず、立川(東京都立川市)をご存知でしょうか?
地図で見ると、東京都の真ん中くらいにあります(島しょ部除く)。
中央線で新宿から40分くらい。特別快速だと25分くらいです。

駅周辺は大型商業施設が多く、
駅から離れると静かな住宅地が広がり、
昭和記念公園という大きな国営公園がある
自然豊かな、便利で暮らしやすい町です。

東京都立川市(イラストは「イラスト緑花」さんから)

中央線沿線とサブカルチャー

中央線沿線といえばサブカルチャー。
立川はもちろん、中野、高円寺、三鷹などの沿線の町には
まんが、音楽、アニメ、ファッションなど、
地域ごとにさまざまなサブカルチャーが根付いています。
作家や漫画家、芸術家が多く居住していたり、美術大学があったり、
個性的な魅力を持つ、それぞれの町を舞台にした作品も多数あります。

立川まんがぱーくのエントランスでは「のらくろ」が出迎えます

立川まんがぱーく誕生の経緯

「立川まんがぱーく」は、
2010年まで立川市庁舎として使われていた建物を大規模改修した
複合施設(立川市子ども未来センター)の中にあります。

子ども未来センターは、旧市役所跡地を改修し、子育て、教育、市民活動、文化芸術活動を支援するとともに、イベント実施などによって地域のにぎわいを生み出す複合施設です。 市役所跡地であるこの空間をどのように活用していくか、市民参加での検討などを経て、2012年12月25日にオープンしました。

子ども未来センターホームページより引用

旧市役所跡地の活用と、
立川駅南口エリアの活気を呼び戻すことを目的とした
「立川市旧庁舎施設等活用事業」のコンペで選ばれたのが
立川まんがぱーくです。

芝生広場から見た立川市子ども未来センター(2013年6月撮影)

管理・運営をしている弊社(※)が
「立川まんがぱーく」のプランを提案したのには、
いくつかの理由がありますが、
最大の理由は、"立川"という、この場所にあります。
※合人社計画研究所株式会社

まんが、アニメ、フィギュアなどの
サブカルチャーに懐が深い土地柄であることと、
「聖☆おにいさん」、「凪のお暇」を始め、
数々のまんがやアニメ作品の舞台となり、
"聖地"として訪れる人も多い場所ということ。

サブカルチャーに理解があり、
その文化的価値を尊重するこの地なら、
まんがを地域振興や観光に重ねて、
相互に高めていくことができるのではないだろうかと、私達は考えました。

まんがを通してコミュニケーションの広がる空間、
「立川の代名詞」となれる施設を目指し、成長することを目指しています。

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