Paradiso (2)
Paradiso(Michele Masneri, Adelphi, 187ページ)を読んでいます。今日は91ページ、第15章まで。
Barryの運転するロールスロイスでParadisoにやってきたFederico。Paradisoはどこにあるのか。海辺の街らしいけれど具体的にどの辺かわかりません。ローマに戻るには、Aurelia街道を走る路線バスがあると書いてあるので、Ladispoli方面なのかな。
Paradisoは小さな集落で古い古城とそれを取り巻く何軒かの色とりどりの家があり、そこにBarryの家族や友人が住んでいます。
Paradisoの住人を整理するとこんなところ。
・Mavie: Barryの妻のアメリカ人
・Lazzari: 元婦人科医で、観賞用の鶏の飼育をしている。
・Ambasciatore: 元外交官。スーパーの特売に目がない。
・Gelasio Aldobrandi: Mavieの元夫。ParadisoはAldobrandi家の所有だった。
・Urusla: 映画のプロデュースの仕事をしている(?)。アントニオーニとかつて付き合っていた。虚言癖あり。
・Helga: ドイツ人ジャーナリスト。
・Olga: Helgaの恋人で元シンガー。双子の子持ち。
・Gaia: Barryの娘。30歳くらい。
・SebastianとTancredi: Barryの孫。夏休みをParadisoで過ごしている。
・Junior: フィリピン人の執事
・Maria: フィリピン人のメイド
この集落でプライバシーを守るのは不可能だとBarry。それぞれに個性強そうな面々が集まっています。
長居をするつもりはなかったFedericoですがParadisoの中の一室を与えられました。Salvatoreからは映画監督Marescaのインタビューはできたのかと急かす電話が。BarryはParadisoにMarescaを呼ぶからと引き留められます。
所々でローマ弁での表現があり、音読をするのが楽しいです。