【5教科を学ぶ目的】

「学校教育なんて意味がない」

こんな主張を最近よく耳にしますが、こういうことを言う人ほどバカだと思います。

確かに、普通に企業に勤めたりするのであれば、古文を読むことなんてないでしょうし、微積分をやる場面もないでしょう。しかし、だからといって小中校時代の勉強が無意味なんてことは無いです。

僕が考えるに、5教科の真の目的は以下のことだと思います。

国語 「文脈を読み論理的に批判する力を養う」

数学 「説明が難しいことを如何に簡潔に説明するかの力を養う」

理解 「観察し仮説を立て実験することを学び、事象が事実であること(ないこと)を明らかにするプロセスを養う」

社会 「人間の負の遺産を俯瞰して眺めることで、失敗を予測する能力と物事を反証する力を養う」

英語 「ツール(言語)を使いこなすことで、興味を持った物事のインセンティブを高めてくれる」

であると思います。

これらは大学院に通うなかで、文理を問わず様々な見識を持つ先生や学生に出会い、たどり着いた僕なりの見解です。

いや違うという意見もあるかと思いますが、全部が間違ってるとは思いません。今後自分が何かを教えるという立場になったら、この信念のもとに教育をしていくかと考えております。ですので、今後はこの考えをより深化させて伝えていけるように努力していきます。

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