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「ど田舎在住の30代・IT業界未経験者が開発案件を受けた」というお話

こんにちは。新潟県湯沢町にUターンし、小学生のプログラミング教室で勤務する腰越です。本日は「エンジニア」として初受注した件について記録します。


ことのきっかけ

私はUターン後の数年間、朝活で出勤前にコワーキングスペース(きら星BASE)でプログラミング学習を兼ねて自社の自動化システムを開発しています。

引用:ロカキャリ

そんなある日、きら星BASEの伊藤さんから「予約管理システムの制作で困っている人がいるのでやってみては?」という話をいただきました。

せっかくの機会なので「チャレンジさせてもらいます!」と即答したものの、私個人でシステム開発の受注など請け負ったことがないため、まず何からしていいのかさっぱりわからない…という事でひとまず開発の工程をググる所からスタート。

システム開発までの流れ

一般的なアプリ・システム開発は以下の工程で行われるんですって。

一般的に、アプリ開発は「要件定義」→「外部設計」→「内部設計」→「開発着手とテスト」→「リリース」の手順で行われます。

BizAppチャンネル

…まぁ詳細説明は横文字盛りだくさんだったので割愛します。とりあえず「話を聞いてから作れ」と解釈し、お困りの内容を素直に聞きに行きました。

実際にヒアリング(要件定義)

お客様は、町内で旅館業を営んでいる方で、ご要望は以下3点↓

  1. スプレッドシートで管理している空室情報をカレンダーに自動反映

  2. Googleフォームの問い合わせ時に、管理者の指定アドレスへ一斉通知

  3. フォームに記載の予約者宿泊希望日をカレンダーに自動反映

です。1-3までの機能は自教室で運用経験があったので、(まぁ全部組み合わせりゃ出来るだろ…)と思い、制作を請け負うことを決断。

チャレンジ①(設計・開発)

その後、お客様の希望するシステム内容の認識違いが起きないようプロを参考に設計書を作成し、確認をしてもらいました。

企画・設計書を書くことで、
Googleツールの連携・自動化すべき箇所を
すり合わせやすくなりました。

開発自体は先人の知恵により、問題なく進みました。以下参考です。

・スプシ⇔Googleカレンダーの連携

・指定アドレスへの一斉送信

チャレンジ②(テスト→リリース)

その後基本的な確認はオンライン&細かな設定やサポートは対面で1回ずつ行いました。(オンラインでは難しい部分を、対面でサポートできるのは地方では結構強みだと感じました。)
最後リリースするまでのやり取りが大体1ヶ月くらいでした。

まとめ

普段の仕事(教育事業)とは異なる仕事にチャレンジしたことで以下の学びがありました。

①案件受注に関して

地方はでも、小規模ならシステム開発ニーズがありそうな印象をうけました。
今回は完全に紹介案件でしたが、私のように実績が無い人は、クラウドワークスより近場の知り合いの簡単な困りごとを解決し、実績をつくる方が未経験者のエンジニア副業の道は切り開けるんじゃないかな、と思いました。
またヒアリングの際は、私自身がIT・ビジネス用語をそこまで知らないので若干不安でしたが、結果、横文字最小限の提案営業で伝わりやすさはあったはずなので良かったかな、と思っています。(あと、よくわからない時は素直に聞きました。)

ちなみに今回自動化システムの支援で使ったのは、Googleのプログラミング言語(GAS)です。これはGoogleアカウントさえ持っていれば無料で誰でもイジることが可能、かつ様々なGoogleツールの連携・自動化が出来るので、人手不足の地方民こそ特に使ってみてもらいたいです。
(活用出来れば、単純作業は極力プログラム組んで機械に丸投げ可能。1度作ってしまえば、人では不可能な24時間365日労働も可能。)

コピペで自動化できる機能もあるので、チャレンジするもアリですが、僕らのような小規模開発が出来る人に相談するのもありかもしれません。

②スキル強化に関して

私のプログラミング学習は以下の要領です。

  1. Progateを短期間で一気にやり切る。

  2. 自分の仕事に活用できるプログラム事例(ex:メールの自動転送)を検索

  3. わからないコード部分を調べつつ実装

色んな先人が提言してますが、横文字慣れ&基礎知識の理解にはProgateが最適ですが、これだけでは実用的なプログラムが書けるようにはなりません(でした、僕の場合は)。結局は仕事に活用できるプログラム実例を参考に、自分でたくさん書かないと、スキルは高まらないんだな〜。というのが私の感覚です。

③さいごに

僕は2年前のUターン時に、30代未経験からエンジニアを目指したものの転職が出来ずに挫折した過去があります(冷静に考えれば当たり前ですが…)。

それでも毎日プログラミングを打ち込んでいるうちに、気付けば仕事として話を振っていただけるようになり、ITサービスを提供できるようになりました。

努力の仕方さえ間違えずに続ければ、いつかは出来るようになる。そんなことを感じた1ヶ月でした。

なので、noteに久々に投稿した次第です。
まとまりがない文章で恐縮ですが、今回はこの辺で。
ではではまた。

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