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withコロナ時代のランイベント②

「アプローチ①既存大会の感染症リスクを低減する」については前項をご覧ください。

アプローチ②バーチャルマラソン大会

やっちろドラゴントレイルが既存大会の感染症リスクを低減するアプローチである一方、全く違う方法で感染症リスクを回避しようと考えたのが、バーチャルマラソン大会「ご近所マラソン2020です。

自宅をスタート/ゴールにするのが特徴ですが、これは自粛生活下でも参加できるようにする工夫であると同時に、制限された状況下でも自分の身近な環境を楽しむ「Fan Local」の取り組みでもあります。

走行ルール

5月23日よりクラウドファンディングにてエントリー・ご支援を募ったところ、なんと2週間で全国の127名の方から延べ100万円ものご支援を頂くことができました(エントリー総数は150名強)。

イベント事業者として苦境にある私たちへのご支援という向きは当然あったと思いますが、バーチャルマラソンというアプローチに可能性を感じることができ、暗闇の中に一寸の光が差し込んだ気持ちです。エントリー・ご支援頂いた皆さま、本当にありがとうございました!

目標達成!!

ところで実はこのイベントは、弊社だけで考えたものではありません。

緊急事態宣言真っただ中の4月某日、顔見知りのランナー達と流行のweb飲み会をやっていた時のこと。

僕が仕事上の苦境をお話しすると、とある方から「苦しいときは苦しいって言えよ!そうしたら周りが必ず助けてくれる!」と叱咤激励を頂きました。するとまた別の方から本イベントの元になるアイデアを頂き、あれよあれよとプロジェクトが発足!イベント内容からイベント名、ロゴデザインに至るまで喧々諤々の議論の末に生まれたのがこの「ご近所マラソン2020」です。

トップ画像のランナーの写真も、プロジェクトを応援してくれた沢山の方々からお寄せ頂いたもの。皆さんにはその後も記事のシェアなどプロジェクトを後押し頂きました。ご近所マラソン2020は、関わって頂いた全ての方のものだと思っています。

さて募集締め切り最終日の夜には、企画にも携わって頂いた長崎の牧島さん(マキアン)、熊本の栗原さん(くりめぐ)、弊社の佐藤・小池の4名でこのプロジェクトの最後の告知も兼ねた座談会の生配信(YoutubeLive)を実施しました(もう1名、田川さんは残念ながら仕事が間に合わず…)。その効果あってか、残り数時間でみるみる支援が増加!締め切りギリギリで見事目標達成というドラマチックな幕切れとなりました(;▽;)

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この座談会のなかでくりめぐさんが言っていた印象的だったのが「コロナはアウトドアスポーツのリスクの一つ」であるという言葉。トレイルランで言えば、平地との環境の違い、天候悪化、道迷い、転倒・滑落、体調急変など様々なリスクを自分でマネジメントする必要があります。その一つにコロナ(感染症)が加わったということ。この新しいリスクを「正しく恐れ」(=必要以上に恐れない)、上手に向き合うことがランナーにもイベンターにも求められているんだなと改めて感じました。

余談ですがこのYoutubeLiveなかなか面白くて、第2弾、第3弾を企画中です。各地のトレイルランナーの活動や各地域の紹介などをインタビュー形式でお届けしていきたいと思っていますので、ご興味ある方は取材オファーお待ちしております♡こうした可能性に築かせてくれたのも、ご近所マラソンのお陰ですね。

ご近所マラソン2020は、エントリー(ご支援)頂いた方を対象に九州特産品が当たるかもしれない走行記録の申請とSNS投稿(#ご近所マラソン)を現在お待ちしています!詳細は下記大会ウェブサイトをご覧ください!

大会WEBサイト:https://local-gain.com/event/gokinjo/


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