ポットオーバーサイズでベットできるボードを考える②
最近、仕事が死ぬほど忙しいこばやしです。
サボって1部に出ることが叶っていません←
そしてなんかTwitterのタイムラインが楽しそうでイラついてます。
いじけながらも、前回の続きをやっていきましょう。
前回記事は↓です。
Tハイボードの場合
さっそく、Tハイボードから見ていきましょう。
今回から、見てもらいたい列を赤色枠線で囲うようにしてみました。
心遣いが出来るサラリーマン、こばやしです。
さて結果は?
でました、61.8%のPOB(ポットオーバーベット/造語)です。
ギリギリ、コネクトしていそうでしてないボードのTハイは、POBです。
ここで、「ちょっとコネクトしてたら?」という疑問が出たので確認します。
①T9+6 など
→MAX POB頻度2.9%
②T+76 など
→MAX POB頻度3.4%
③T98
→MAX POB頻度0%
急激にPOB頻度がなくなります。
前回までは「フラッシュ目のボードではPOB頻度減少」という結果が出てましたが、今回は「ストレート目のボードでもPOB頻度減少」という結論が見えてきました。
やはりボードがウェットなのかドライなのかという点で、POB頻度は左右されるという当然の結果となります。
9ハイボードの場合
もうここからは消化試合と思われます。
どんどん、ストレートドローが濃くなっていくので、TハイがPOB頻度最大、あとは数字が下がるにつれてPOB頻度も下がるでしょう。
悲しみです。
9ハイの方が全体の頻度は19.8%でありうる=シチュエーションとしてはTハイよりも多いという結果です。
9 + 5~7 + 2~4 という組み合わせだと40%超でPOBでした。
一度、Tハイと比較したいと思います。
①T + 5~7 + 2~4
②9 + 5~7 + 2~4
GTO Wizardのフィルター機能は、こういう時に非常に便利です。
結論、やはり9ハイの方がPOB頻度高いという結果でした。
これ以上の考察はちょっと現段階は難しいので、8ハイに移ります。
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と思ったのですが、もうここからは一気に羅列してしまいます。
(力尽きた)
まとめ
・そもそものLJ VS BB:全体の10.6%でPOB
・Aハイ
全体の9.7%でPOB
最大POB頻度ボードはAK9で36.2%
・Kハイ
全体の5.9%でPOB
最大POB頻度ボードはK94で21.2%
・Qハイ
全体の6.2%でPOB
最大POB頻度ボードはQ85で39.0%
・Jハイ
全体の11.7%でPOB
最大POB頻度ボードはJ85で53.0%
・Tハイ
全体の17.1%でPOB
最大POB頻度ボードはT85で61.8%
・9ハイ
全体の19.8%でPOB
最大POB頻度ボードはT84で53.6%
・8ハイ
全体の21.1%でPOB
最大POB頻度ボードは863で50.0%
・7ハイ
全体の11.7%でPOB
最大POB頻度ボードは752で42.6%
・6ハイ
全体の5.2%でPOB
最大POB頻度ボードは652で42.8%
・5ハイ
全体の0.7%でPOB
最大POB頻度ボードは542で5.5%
※4ハイ以下はコネクトorペアボードが確定のため割愛。
最後に
2回に分けて、POBするときのシチュエーションを学んできました。
「ペアボードでPOB頻度はあるのか?」という謎が残ったのでここは次回に確認したいと思います。
今回までの2回における最終的な結論は、「9~J + 4~7 + 3~5」といった、
①ハイカードはそれほど高くない数字
②コネクトしてない
③フラッシュ目が少ないレインボー
上記3要素があると、POBチャンスという事になります。
決して、自分が昨日したような「クローバー2枚」みたいなボードでは
POBするべきではないということを思い知ることが出来ました。
これは極めて有意義な勉強になりました。
次回の実践では、、、こんな結論はさっさと忘れて、
思うがままに直感でポーカーするのが一番楽しいですよね。
「頭はGTO、でも実際のアクションは自由に」を掲げて、
明日もポーカーライフを楽しんでいきたいと思います。
今回もお付き合い、ありがとうございました。