AハイなのにラストアグレッサーがCBをしないボードってどんなボード&どんなハンド?(LJ VS BB)②

カンジャンケジャンは美味しかった。
そしてアイスもおしゃれでおいしかった。こばやしです。

前回から、AハイボードでオリジナルがCBを打たないケースを勉強しています。

今回はAQ+αのボードです。
どういったときにCBを打たないかを勉強することで、「脳死でレンジCB」を避けられるようにしたいと思います。

ちなみにですが自分がオリジナルでAハイボードで、更に自分がA持ってて、ベットしたことの方が少ない自分にはあまり関係ありません。「お、当たった。嬉しいからチェック。」というフィッシュプレイしかしないので、そもそもこの考えが活用できる日が来るか分かりません。が、しっかり今回も勉強していきたいと思います。

勉強するボードの選定

まずはAQ+αボードの全体像を見てみます。

AQJ、AQTはとりあえずCB!ストレートありそうで怖いんですけど。自分にはできません。
それ以外はある一定以上のチェック頻度が存在しています。

続いてオリジナルがチェックする頻度が高い順にソートをします。
AQQなどのペアボードはここでは除外済みです。
ペアボードのベット額については、過去記事をご覧ください。同じ結果です。

結論、まずモノトーンボードはチェック頻度が高くなります。
その次に目立つ特徴としてはAQ2ボードです。
AKの時も、AK2ボードがチェック頻度高いという傾向でした。今回も同様な模様です。

細かくやりすぎても意味がないので、今回はAQ2レインボー、AQ7モノトーンの2ボードを取り上げます。

AQ2レインボー

HJアクションを確認します。

まず前提ですが、「チェック頻度が相対的に高い」ものの、絶対値としては3回に1回よりも低い頻度でしかチェックにはなりませんでした。

AK2だとチェック頻度は49.6%。AK2<AQ2でベット頻度が高いです。なぜですか。知りません。

次にハンド別アクションです。

ポットベットを打つハンドを勉強したい気持ちを抑えて、チェック頻度が高いハンドを確認しましょう。

・Aヒット
 ウィークキッカーでチェックレンジを設けている。

・Qヒット
 基本的にはチェックか?Q8、Q7、Q6はもっとコール頻度が高いだろうと想像したが、
 思いのほかベットする頻度が高い印象。
 セカンドヒットで十分強いので、リバーまでチェックで進み、リバーからベットしたいものだが。 

・Kハイ
 絶好のブラフベットハンドかと思ったが、K6~K9までがチェック。
 KT、KJはストレートドローがあるのでベットもよくわかる。

・ポケット
 KK含めてミドルポケット+は基本チェック。
 対照的に33~55はベットに回す。

・セット
 AAだけ一部チェック頻度もあるが、基本的にはベット。

ざっと、こんな感じでしょうか。
相変わらず86sだったりのオープン最下限ハンドはベット。
そりゃそうだ、SDVないもん。雑に扱いましょう。

今回気になったところで行くと、Kハイミドルキッカーがチェックというところでしょうか。
これは前回立てた仮説「ヒットしていない世界では一番のハイカードはチェック」と一致しています。

ただしKハイすべて同じというわけではない。
モンスタードローのKJsKTsと、K4s~K5sあたりまではベット。むずっ。

無理やり理由を作るなら、
 ・モンスタードローはコールされたとてEQリアライゼーションが高いからベットできる。
 ・K4~K5sは、とはいえ弱いからブラフレンジに入れる。
みたいなことでしょうか。

何回か後になるかと思いますが、AJ+αボードでK4、Q6ボードがどういうアクション取るかで検証できるようになることを祈りつつ、まずはこのボードの勉強を終わりたいと思います。

AQ7フラッシュボード

続いて、最もチェック頻度が高いこのボードです。

まずこのボード。半分はチェックです。48.2%。
続いて、♡ありハンド、♡なしハンドに分けてアクションを確認しましょう。

♡ありの場合
♡なしの場合

まず♡ありの場合です。
基本ベット。以上。お疲れさまでした。
まぁさすがに98sのフラッシュ完成だとか、88の♡1枚持ちとかはチェックだそうです。

確かにAQがボードに並んじゃうと、それほど強いフラッシュレンジが多くないんですね。
言われてみればわかりますが、こうして視覚化することでより直感的にも理解が深まります。
ぶっちゃけこれ以上深堀しようがないので♡有りは以上となります。

つづいて♡なし。
ある意味、これは基本に充実なように見えます。

・Aヒットでもウィークキッカーはチェックレンジ強化に使う。
・Qヒットは基本打たないが、ドローが付いてるならベットより。
・Kハイは「当たっていない界ではトップのハイカード」なのでチェック。
・ポケットも基本的には無理しない。

これまで見てきた通りです。例外としては、ローポケットでしょうか。
思いのほか、ベット頻度は高めです。
また97s,87sのバックドアなしボトムヒットもベットです。これは意味が分からん。

「77をブロックしているから」とかっていうことですか?だったら今度からはボトムヒットはボトムヒットのセットをブロックしているからという理由でベットレンジに入れてしまうぞ?ほんとか?

相変わらずGTO Wizardは何もこの質問には答えてくれませんが、これが世界基準だそうです。
よくわからんわ。

まとめ

とりあえず今回もAハイなのにオリジナルがどういうときにCBを打たないかを学びました。

傾向としては、「当たっていない界ではトップのハイカード」をチェックさせる可能性が高いというのがこれまで2回を通じて確認してきた傾向です。

あとはなぜかボトムヒットがベットするという傾向が最後のボードで確認取れました。
これが続くのか、たまたまAQ7だとそうなったのか、次回以降の課題として覚えておきたいと思います。

お付き合いありがとうございました。


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