会員制美容室を創りたい!①
まず初めに、どうして会員制の美容室を創りたいと思ったのか、その経緯と今の想いをお話ししたいと思います。(ちよっと長くなるかも!)
最初に軽く家族構成と現状の紹介
僕 札幌市内で美容室勤務(業務委託契約)
奥さん 僕とは違う美容室で勤務(業務委託契約)、保育園のお迎えがあるので17:00までの勤務
娘 4歳、保育園に通ってる、可愛い。
以上!
※業務委託とは、[正規雇用ではなく、自分が個人事業主として美容室の業務を請け負って、売り上げに対する歩合の額を受け取る]って感じです。
もっとわかりやすく言うと、[完全歩合制]で、材料費とか、広告費とか、お店の維持費とかの分を引いた額をお店から頂いてますよって事です。
これをふまえて、会員制美容室を創りたいと思った経緯を説明します。
順番としては、
[会員制の美容室を創りたい!] →[じゃあ独立しよう!]では無くて、
[独立したい!]→[じゃあ会員制の美容室にしたい!]です。
この順番っていうのが、僕の中では大事で…
もっと細かく言うと、
[奥さんが病気の手術をした!]→[命に関わるものではなく、仕事も復帰した]→[でも、体力も落ちて、なんだか今まで通りに働くのはちょっと辛そう]→[自分も、ずっと今までのペースで働くのはきついし、家族との時間も確保したい]→ [どうやら、二人で自分達のペースで働けるお店があったほうがいいらしい]→[独立したい!]→ [独立するなら今までより余裕を持って働けて、なおかつ今までよりお客さんに喜んでもらえる美容室じゃないと意味がない]→[じゃあ会員制美容室にして、月額会員費をもらう形にしてみようかな?] です。
正直な話 [会員制] 、[月額会員制をもらう] っていうのは正直どうでも良くて、「自分と家族が幸せに」、「お客さんが幸せに」 が叶うならば、方法はどうでもいいと思ってますが、とりあえず今の自分の知識と、時代の流れと、感覚を総動員した結果が[会員制]という答えになったって感じです。
という感じで、ここまでは現実的な理由を書いてみたんですが、本当に伝えたかった続きがありまして…
もっと本音を言うと、
「もっと上手くなりたい」→上手くなるには知識と技術を習得する時間が必要(今の環境でもやれる事はあるけど、それは置いといて)
「もっとお客さんに寄り添いたい」、これは今まで美容師をやってきて常々感じてた事なんですが…
「もっとやれる事があったんじゃないか…?」
例えば、
「もっと綺麗なカラーができたんじゃないか?」
「もっと上手くパーマがかけれたんじゃないか?」
「もっと上手くカットできたんじゃないか?」
「もっと上手く縮毛矯正ができたんじゃないか?」
「最近仕事に疲れちゃったなーって人の癒やしになるような美容室があるんじゃないか?」
「楽しみにしていたイベントの前に来てくれたお客さんに、もっとふさわしい髪型があったんじゃないか?」
「何かしらの病気で、表向きは元気でも実は結構しんどいんだよねって人が、無理をしなくていい美容室があるんじゃないか?」
「音楽の道で食べていく!って決心したお客さんに、それを少しでも後押しする髪型を提案できるんじゃないか?」
「親の介護で疲れちゃったし、ちょっと愚痴をこぼしたいって人が、愚痴をこぼし放題の美容室があってもいいんじゃないか?」
「小さい子供がいるから、自分の美容室は後回しっていうお母さんに優しい美容室があるんじゃないか?」
「人に言えない悩みがあるけど、ここなら言えるっていう美容室にしたい」
「ちょっと生きるのがしんどくなってきた人に、もっとあの時かけるべき言葉があったんじゃないか、もうちょっと生きてみようかなって思えるような髪型を創れる美容師になりたい」
っていうちょっと暑苦しい気持ちと、
それを形にしようと思った時に、やっぱり自分でお店を作らなきゃっていう結論と、
現実的に、それを叶えられる形(担当できるお客さんの数、プライベートを確保できるお店の規模、僕たち家族の生活の維持)
もっとストレートに言うと、お金の確保と、その使い道。
なんか、伝えたい事が多すぎてまとまらなくなってしまいましたが、無理矢理まとめると、
会員制美容室を創りたい!っていうのは、今までの「もっとできたんじゃないか?」っていう後悔と、「こうありたい」!っていうこれからの希望と、それをごちゃ混ぜにした、
僕の決意表明です。
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