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お題は子供のタイ語学習について。

日本人の旦那さんを持つ、タイ人ママと話す機会がありました。


お題は子供のタイ語学習について。


各家庭で状況が違うので一概には言えないのですが、やはり言語に関しては皆さんいろんな苦労をされている様子でした。


それぞれの状況はこんな感じ。


①僕の息子はタイ生まれでタイ育ち、タイ人コミュニティの中で育ちながら、幼稚園から日本語環境で過ごし始めた形で、お父さんとは家庭で日本語を使う環境。


タイ語も日本語もそれなりにコミュニケーションは取れるけれども、タイ語の読み書きはなかなか苦戦中。


家庭でのタイ語学習(特に読解)が何よりもの苦痛になっている状態。


②日本生まれで8歳まで日本育ち、つい最近タイに戻ってきた女の子。これから5から7年位はタイに滞在予定。


日本にいる時は殆どタイ語に触れる機会もなく、お母さんがタイ語を喋っていると、「えっ、それ何語?全然分かんない。」と言われるほどらしい。


だからますますタイ語から遠ざかり、日本語ほぼ100%状態。お母さん対しても分からないからタイ語はやめてと言っているとの事。


③日本をはじめ色々と海外を数年毎に転々して、タイの日系幼稚園を経て、今は日本人学校にいるけれども、今年度末には日本に戻る予定の女の子。


基本的に家ではタイ語。お父さん(日本人)もタイ語を話す事が多いとの事。


だからお子さんの日本語力はタイ語と比較すると劣るみたいですが、タイ語の勉強はうちの息子同様に苦戦していると言う事らしい。


皆んなタイ人のお母さんなのに、タイ語の学習は出来れば避けたいと思ってる感じで、色々と興味深いです。


一つ共通点があるとすれば、みんな日本人学校に通っていると言う事。


そして学校で日本人の先生から日本語で学んでいると言う点。


一緒に勉強するクラスメートもいると言う点。


多言語環境に置かれている子供なので、負荷はそれなりにあるのかも知れないけれども、それなりに負荷のかかる事でも、みんなで学ぶ事で、その辺りが和らいでいる、


ないしはまあ、皆んなやってるからしょうがないか、と言う感覚もあるのかも知れません。


学問的な事では全くありませんが、家庭のプライベートな時間を使って座学で言語を学ぶと言う事が、子供にとってはなかなか辛い事なのかもしれません。


学校で十分やったから好きな事をさせろ! と。


塾や好きでもない習い事と似た感覚なのかも知れないです。


いずれにしても、こんな簡単に答えは出ませんが、またお母さん方と交流させて頂きながら、追跡調査をして行ければと思います。


僕個人的には、お父さんもお母さんも、日本人もタイ人も大好きだから、両方の言葉をできるようになりたい!


そう言うモチベーションが自然なのかと感じますが、僕の思う、できると、子供たちの思う、できるは異なると思うので、それはまた別のお話ですね。


色々と興味深いことばかりです。

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