◎トラブルの時こそ冷静さを。子供は見ています。
◎トラブルの時こそ冷静さを
昨日の夜7時頃、お部屋の件でお世話になっているお客さんから急に電話がかかってきました。
「部屋の電気が使えないんだけど、、、。」
コンドの管理事務所のスタッフに代わってもらうと、なんと、電気メーターがが撤去されてしまっていました!
電気代の支払いも滞りなくしているのに何故?
原因はともかくも、仕事で疲れてお戻りのお客さんが、
お部屋でシャワー浴びたり、エアコン付けてくつろげないとなると大変不便ですから、なんとかしないとと頭がフル回転していました。
妻にも内容伝えて、妻と手分けして問題解決にあたっていたのですが、、、、。
そうしているうちに、親が顔色変えて何やらバタバタしている様子を見た息子が、ソワソワし始めて、
「どうしたの?何があったの?」としつこく聞いてくるのです。
その時は僕らも本当に切羽詰まっていて、それどころではなかったので、
「とにかく、大丈夫だから、ちょっと向こうで待ってて。」と伝えるものの、
彼はますます心配そうな顔をして、私達から離れようとしません。
致し方ないので、そのままあちこちに電話したりして情報をまとめ、折衝をしておりました。
そのうち、電気メーターは本来私達のお部屋ではなく、別のお部屋のものが撤去される予定だったのが、誤って撤去されてしまったことが分かり、
ますます腹立たしいやら、歯がゆいやらの感情が入り混じった状態になり、
相変わらずずっと、「どうしたの?どうしたの?」と聞いてくる息子に対して冷静さを欠いた対応をしてしまったのです。
「いいから、今はちょっと待っていて。後もう少ししたら行くから。」
言葉ではソフトですが、表情や口調はたいそう不安がらせるようなものだったに違いありません。
20時頃になり、なんとか復旧の目処がついたので妻と安堵しているときに、ふと息子のことが気になって、彼の方に目をやると、
案の定、泣きそうななんとも言えない不安そうな顔をしていました。
問題に対応している時は、冷静さを欠いていたので、息子のことを考える余裕は正直ありませんでした。
息子の方は、わたしたちの会話の断片から、なにやら家に関しての問題が起こっていることは感じていたらしく、後から不安そうな顔をして、
「家がどうしたの、家に住めなくなるの?」みたいな事を言ってくるではありませんか。
「いやいや、そうじゃないんだと。コンドのお客さんの部屋の電気が使えなくて、困っているから、色んなところに連絡して、電気を使えるようにしてもらえるようにお願いして回っていたんだよ。」
そう説明すると、
「そうだったの。家が無くなってしまうのかと思ったよ。よかった。」とぼそっと言っていました。
冷静になれば、最初から噛み砕いて説明しておけばいいのにと思えるんですが、その渦中にいてはなかなか難しいですね。
とにかく、夜間でも電気を復旧できましたし、混乱している時間も1時間位だったので、息子の不安もそこまで深くはなく、
どうにかフォローすることができたことは、不幸中の幸いでした。
オチはないんですが、トラブルの渦中の時こそ冷静さが試されますし、冷静に一歩先を見て、まわりへの気配りができる人間に成りたいものだと改めて思いました。
親の不安定さは見ている子供の不安定さを招きますしね。堂々としていたいものです。
子供は親を見ているし、何をしているのか、理解したいと思っている事が本当によくわかる出来事でした。