役割に沿って生きる親鳥
ウチに居候さんがきてから約12日。
10日過ぎた頃から今か今かと毎日確認してますが、孵化するのはまだのようです。
毎日必ず利用する場所に居候しているので自ずと目が行き、利用する度に非常に気を使ってしまいます。
特に夕方以降は暗くなるため、突然ですが室内の電気を付けてしまうと親鳥も驚いてしまうと思い、暗い中シャワーする事もありますし、
水が飛び散らないように出来るだけ静かにシャワー浴びたり。
流石に愛着も湧くと言うものです。
しかしながら親鳥は本当にずっと卵を温め続けているのですね。
朝方早めの時間や、夕方に餌を求めて出掛けている事もありますが、本能とは言えども、よくもこうして微動だにせず一日中卵を守っていられるものです。
宇宙から与えられた役割というものは実際に重いもので、生きる理由の全てなのかも知れません。
人間も自然の一部。
誰が何と言おうとやり通すべき役割、そういうもののために健気に懸命に生きていきたいと、
身体を膨らませてじっとしている親鳥を観ながら、そう考えるのです。