見出し画像

しあさっての、きのうの日?

しあさっての、きのうの日


昨日から妻が友人たちと息抜き旅行に出かけているので、随分と久しぶりに丸2日間を息子と2人だけで過ごしています。


息子が生まれてから9年間、おそらく7日と母親と離れた時間はないと思うので、特に夜はなかなか深い眠りにつけなかったようです。


前回、おそらく1年位前に妻が深夜に帰宅した時は、就寝前に涙を浮かべていたので、それから比べると息子も成長したなぁと、しみじみと思います。


まだまだ母親にべったりの息子ですが、これからいつまで僕たちとこうしてくっついていてくれることでしょうか?


せめて彼が小学校の間はなんて思ってはいますが、さあどうなることでしょう。


さて、


常日頃から何から何までお世話になりっぱなしの妻には、
(僕と息子の男2人) 家の事を気にせず、ゆっくりと羽を伸ばしてきてもらいたいと思ってはいるものの、


実際のところは、旅行先からも


「お昼は食べたの?何食べたの?」


「夕食はどうするの?明日の朝は?出前頼むなら教えてね」


などと、家の事を気にさせてばかりいます。


僕の朝食のサラダも、いい感じにカットされたものがタッパーに準備されていて、それをお皿に盛り付けて食べるだけという至れり尽くせりなもので、


母親というのは本当に偉大です。


息子はというと、朝食は自分で作るから大丈夫!と言って、今日はフライパン片手にオムレツを作っていました。


Youtubeで、「オム兄さん」という人がふわふわオムレツを作っているみたいで、それを目指して時々彼なりにオムレツを作っています。


僕も食べさせてもらいましたが、はい、ちゃんと焼けていました。


前置きが長くなりましたが、


息子との話の中で、彼が、「しあさっての、きのうの日」という、分かるようで、よく分からない事を言ってきたので、


なんだろうなぁと少し考えたら、


「それって3日前っていうこと? つまり水曜日?」


そのように尋ねてみたら、「ビンゴ!」 あっていました。


息子は基本日本人学校で日本語ベースで学んでいますが、言語化する時に、単語の順序や言い回しなど、ところどころ不自然なところがあるので、


僕との日常会話の中で、その都度、正しい言い方を伝えるようにしています。


3日後を表す「しあさって」という言い方はあっても、3日前を表す言葉は、「さきおととい(一作昨日)というのがあるみたいですが、余り使わないと言うか、殆ど聞かないですよね。


だから、「ささおとといっていう言い方があるみたいだけど、3日前とか、前の水曜日とかいう言い方でいいんじゃない?」と伝えると、「そっか。」と納得した様子でした。


こういう細かな会話の積み重ねが、彼の日本語力を作っていくと思いますので、こういった機会には丁寧に、だけどくどくならないように、サラッと伝えるようにしています。


息子の方としても、言い直してもらって、その方がしっくり来る事を実感しているみたいです。


なにかつっかえているものが、取れるような、すっきり感がもしかしたらあるのかもしれません。


そんな感じで今日も、我家の親子水入らずの週末を過ごしています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?