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大人の本気の遊びが生きる力となる
先の週末は息子と一緒に、先輩のチームが出場するレースを見に、パタヤサーキットへ行ってきました。
半年くらい前から若干仕事の絡みで先輩の車のメンテナンスを行っている修理屋さん周りをしたり、先輩が今建てているチューニングショップを見せてもらったりしていましたが、レースに来たのはこれが初めてです。
息子も初めてのサーキットで、目の前を爆音あげて猛スピードでかけて抜けていく迫力に大変驚いていました。
僕もこれだけ近くでレース観戦したのは初めてでした。
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小学校高学年から中学生位まではF1がブームで、僕も深夜遅くまでおきてテレビを見ていたものですが、モニター越しでは味わえないリアルの迫力と熱気がサーキットには漂っていました。
なぜ先輩がここまでクルマづくりやレースに熱心なのかが少しわかったような気がします。
レースには沢山の人が関わっています。
僕らがテレビで見ている分には、まずはドライバー。
セナやプロスト、シューマッハなどの往年の名ドライバーは華形です。
ですが、レースはドライバーだけでは当然出来ず、そこにはコースのメンテナンスから始まり、各チームのメカニック、チームを運営するマネージャーと資金を支えるオーナー、各部品メーカー、レースの主催者、各スポンサー企業、そして観客、全てが揃って初めて開催することができるわけです。
そういったテレビ画面にはあまり映らない、映ったとしても、視聴者としては殆ど気にすることもない、名もなき多くの人々の協力によってこのような催しが出来ていること、そういったものを体感的に感じることが出来たことは大変大きな学びとなりました。
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展示会とかコンサートといった大きな催しは元より、学校行事や運動会なども同様です。
「運転手だけじゃなくて、こんなに沢山の人がレースには関わっているんだね。だから、みんなああやって一生懸命応援しているんだろうね。」
息子にそう声をかけると、彼も静かにうなずいていました。
炎天下でなかなかハードだったので、1時間もしない内にエアコンの効いた部屋に避難しましたが、それでも今回の経験は彼にとって何か考える切っ掛けになってくれたら嬉しく思います。
先輩いわく、「来年は2ヶ月に1回はレースに出る」との事なので、来年は頻繁に応援に駆けつける機会もあるでしょう。
大人が「好き」に没頭し、一生懸命に過ごしている姿を見ることは、きっと子供にとっても自分の人生を楽しむことに対しての道標となることでしょう。
僕も先輩の様に没頭できる「好き」を明確に持って突き進んでいきたいと改めて思いました。
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