
2025年、自分の資質を知り、行動計画を立てる方法
1. 西洋占星術とは? 単なる星占いではない、その歴史と背景
西洋占星術は、もともと王や貴族が国を治めるために使っていた学問です。国家の運命を決定づける重大な選択—戦を仕掛けるべきか、じっと耐えるべきか、どの時期に何を行うべきか—そうした国の根幹に関わる判断を下すために活用されてきました。
また、人の生まれ持った資質や才能、向き・不向きを見極め、最適な役割を与えるためにも使われてきたのです。
さらに、科学的な視点から見ても、私たちの誕生は宇宙の影響を受けている ことがわかっています。例えば、受精卵は無重力下では細胞分裂を起こさない ことが知られています。人の成長は、地球の重力、宇宙からの磁気波動、太陽や天体の引力といった影響を受けています。
母体から産まれた瞬間、その時点の「重力、磁気波動の状態」が私たちの資質や運命に影響を与えると考えられています。
この考えに基づき、かつては「この時代に必要な王を生むために適切なタイミングを選ぶ」ことが重要視されていました。その結果、「帝王を生む」という概念から 「帝王切開」 という言葉が生まれたとも言われています。
こうした研究は、何千年、何万年もの時間をかけ、人々が積み重ねた知識の蓄積に基づいており、ある意味、統計学とも言えます。
そのため、西洋占星術は単なる占いではなく、人間の資質や人生の流れを分析する学問 として発展してきたからこそ、精度高く資質を知ることができ、人間の成長や人間関係、国や会社のおける重要な決定に活用されているというわけです。
2. まずは前回のおさらい:2025年のエネルギーとは?
2025年は「変化」と「基盤づくり」が交差する年。
🌍 西洋占星術の視点:冥王星が水瓶座へ本格移行し、「個人の力」「自由」「テクノロジー革新」が加速。 🟤 九星氣学の視点:二黒土星が中宮に入り、「足元を固めること」が成功のカギになる年。
つまり、「個の力 × 自分の基盤づくり」がテーマの一年。
では、その流れに乗るためにはどうすればいいのか?
まず、「自分自身の生まれ持った資質」を知ることから始めましょう。
3. ホロスコープとは?
占星術を理解するうえで欠かせないのが ホロスコープ です。ホロスコープとは、生まれた瞬間の天球上における10天体の位置を示した図 であり、その人の性格や資質、人生の流れを読み解くための重要なツールです。
ホロスコープは 10天体(太陽・月・水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星) と 12星座(牡羊座~魚座) を組み合わせて構成されます。生まれた瞬間の天体の配置が、それぞれの人の個性や特性に影響を与えると考えられています。
また、ホロスコープには アセンダント(ASC) というポイントがあり、これは 生まれた瞬間に東の地平線に昇っていた星座 を指します。ASCは「第一印象(周りから見られる自分」「生き方のスタイル」を表し、その人がどのように世界に対して自分を表現するかを示します。
ホロスコープを活用することで、自分の持つ資質や、人生の流れをより深く知ることができます。
4. 占星術を活用して自分の資質を知る
占星術には膨大な情報がありますが、基本となるのは 「太陽」「月」「ASC(アセンダント)」 の3つ。
太陽星座(人生のテーマ・本質) あなたの本質や人生の方向性を示します。表向きの性格や、社会での役割を決める要素。
月星座(方向性、無意識の欲求・価値観・心の安定) 無意識の感情、安心できる環境、人との距離感など、深層心理を表します。
ASC(アセンダント・第一印象・生き方のスタイル) 他人から見たあなたの印象、どんなアプローチで物事に取り組むか、人生のスタイルを決定づける要素。
この3つの要素を知ることで、「自分の強み」「向いている環境」「生き方のスタイル」 が明確になります。
具体例として下記の人のホロスコープで当てはめてみます。
具体例:2000年1月1日 東京 午後12時生まれのホロスコープ
太陽星座:山羊座 → 目標を持ち、計画的に物事を進める力が強い。社会的な成功を求め、責任感が強い。
月星座:魚座 → 繊細で感受性が豊か。周囲の空気を敏感に感じ取り、直感や情緒を大切にする。
ASC(アセンダント):牡羊座 → 行動力があり、物事を素早く決断する。第一印象はエネルギッシュで、リーダーシップを取ることが得意。
この3つを掛け合わせると、「目標を持って計画的に進めつつ、感受性が豊かで直感的に動く側面もある。そして、周囲に強いリーダーシップを発揮できる人」 という人物像が浮かび上がります。つまり、この人は「確実に成功へ向けて進む力を持ちながらも、周囲の感情や状況に柔軟に適応し、必要なときには果敢に行動するリーダータイプ」だと読むことができます。
それがその人のコアの資質であり、人生で活かすべきエネルギーと言うことができます。
4. 自分の本当の望みを見つける
「自分の資質はわかった。でも、それをどう活かせばいい?」
そんなときは、「本当にやりたいこと」「心から満たされること」 を見つめ直しましょう。
✔何をしているときが一番ワクワクするか?
✔どんな環境にいるとエネルギーが湧くか?
✔どんなことなら努力を続けられるか?
✔これまでの人生で「楽しかった瞬間」を振り返ると、どんな共通点があるか?
「周りに合わせて生きる」ではなく、「自分が納得できる生き方」 を選ぶことが大切です。
人生を振り返ってみると、きっと、「太陽星座が表しているエネルギーを使いながら、月星座が示す欲求を満たしている時」に人生が大きく好転したり、充実した日々を送っていたということに気づくかもしれません。
5. 自分の特性に合った行動計画を立てる
2025年は「基盤を築く」エネルギーが強い年。
行動計画を立てることで、変化の波に乗りながら確実に前進できます。
✔行動計画の立て方
ゴールを明確にする → 仕事・ライフスタイル・人間関係など、具体的な未来像を描く。
自分の強みを活かせる方法を探す → 例:「独立したい」ならSNS発信を強化、「転職したい」ならスキル習得を優先。
短期目標と長期目標を設定する → 短期(3ヶ月以内)と長期(1年以上)に分け、実現可能なステップを設ける。
習慣化を意識する → 「毎日15分の学び」「週1回の振り返り」など、小さな積み重ねを続ける。
具体例:2000年1月1日 東京 午後12時生まれの人が行動計画を立てるなら?
この人の特徴を活かした行動計画を考えるとすると、以下のようなアプローチがあっていると読めます。あくまで一例です。
長期的な目標を明確に設定する(太陽:山羊座) → 計画的に進める力が強いため、短期・中期・長期の目標を具体的に決める。 → 例えば「3年以内に独立」「5年後にリーダー職に就く」といった段階的な目標を設定する。
直感を大切にしながら、人とのつながりを意識する(月:魚座) → 計画を進める中で、感受性を活かし、周囲との協調を大切にする。 → 感情的な直感が働きやすいので、人間関係や環境の選択では「心地よさ」を重視する。
リーダーシップを発揮し、果敢に行動する(ASC:牡羊座) → 大きな決断を迫られたときは迷わず行動することで道が開ける。 → 組織の中でも主導権を握る役割を意識すると成功しやすい。
このように、自分の持つ資質に合った形で行動計画を立てることで、成功しやすくなります。
6. 2025年を自分らしく生きるために
「個の時代」を迎えた2025年。自分の資質を理解し、自分に合った行動を積み重ねることで、より充実した人生を歩むことができます。
✔ 「自分を知ること」がすべての始まり
✔ 「自分の本当の望み」を明確にすることが大切
✔ 自分に合った行動計画を立てることで、目標に向かって進める
「私は何者なのか?」「どんな未来を描きたいのか?」
今こそ、自分と向き合うタイミングです。2025年を最高の一年にするために、ぜひ占星術を活用しながら、自分自身を深く知る時間を作ってみてください!
また、「自分のコアとなる資質を知りたい」 という方のために、今後簡単なコア診断を行える場を作りたいと考えています。
詳細は後日お知らせしますが、公式LINEやGoogleフォームを通じて申し込みを受け付ける予定です。
興味のある方は、ぜひお楽しみにお待ち下さい!