ちょっとしたこと。でもとても大切なこと。
このところ数日間、PC作業(特に文章を書いたりする集中力を使う社業)は朝早くか、息子が家にいない午後3時位までに済ませるようにしています。
そのようにしたきっかけですが、
いつものように19時から21時頃にPCで作業している時に、息子があれこれ話かけてくるので、全く集中できず、
「今集中しているから、後にして!」と不快な感情をあらわにしたことがあったのです。
そしたら、息子はなんにもなかったように静かに去っていったのですが、15分位するとまた戻ってきて、話の続きをしようとします。
おそらく少し時間をおいたので、もうそろそろ話をしても大丈夫だと思ったのだと思います。
そしてまた僕から、
「さっき言ったでしょう! まだ終わってないからもうちょっと待って!」
と不快な感情が乗った強めの言葉を浴びさせられるわけです。
これって、どこにでもある何気ない日常の出来事かもしれませんが、
よくよく考えてみると色々と問題があるように思えてきたのです。
否、大ありです。
そもそも、
「子供がいる時間帯にわざわざ集中力を要する作業をする必要があるのか?」
そして、
「その作業は早朝や昼間、子供がいない時間帯に終わらせておくことはできないのか?」
自分に聞いてみると、それはごくごく当たり前の事で、当然仕事の段取り次第で自分でコントロールできることなのです。
「どうしてもその時間に作業する必要があるのならば、息子には予め話をして、鍵をかけて部屋に閉じこもるか、場所を変えれば良いのではないか?」
息子も、学校から帰ってきて、家でリラックスして、外で遊んだり、動画見たり、ゲームしたり、楽しかったこと、何か思いついたこと、今日の出来事など、色々と話をしたいことがあるでしょう。
だけれども、そういう彼の気持ちに寄り添うことはなく、
毎日のように、「今集中しているから、後にして!」と心無い返事をしていたということに、今更ながら気づいたわけです。
多分息子は毎日のようにそういう言葉を父親からかけられて、寂しい想いをしていたかもしれません。
もしかすると、全く気にしていないかもしれませんが、
いずれにしても、これは僕自身がコントロールできることですし、息子と話をするとても大切な時間を持つことになるので、やり方を変えることにしました。
こういう何気ないことは、気づく事自体がなかなか難しいかもしれません。
僕自身意識しているのは、
「感情が動く時はどんなときか?」という事です。
ポジティブもネガティブも両方です。
この場合、ふとした折り、
「息子に作業中に声をかけられたことで、イラッとした。」
そのことが意識に上がった事で、感情の原因を客観視することができました。
客観視出来たから、息子の気持ちにも寄り添う態度(息子にとってはどう写っているからは分かりませんが。)を取ることが出来、
そしてその状態を作らないための対策手段を取ることができた訳ですね。
感情、特に怒りや苛つき、不安や恐怖などのネガティブ感情を認識したときには、そこに何か自身の行動に対しての改善材料が落ちている可能性が高いです。
特に、親子関係、夫婦関係においては、身近であるがゆえにネガティブな感情も生まれやすいので、その時には、
「なぜそういう感情になったのか?」
少し時間をとって原因について考えてみたら良いと思います。
話がそれましたが、
こうして就寝前の親子団らんの時間をできるだけ確保しようとしているという話でした。
どうせもう少しで親離れしていくわけですから、
子供にかまってもらっているぐらいの意識でベタベタしていきたいと思います。(笑)