年に一度の写真撮影であったほっこりする話
近くビザの更新があるので、年に一度の証明写真撮影に行ってきました。
毎年この時期に行くのでお店の人も覚えてくれていて、「タイ、何年になるの?」と質問され、
「20年超えました。」と手短に返します。
「へえー長いね。子供は何人いるの?奥さんはタイ人だよね?」
写真屋の親父さんとは、ここ10年位、毎年会っているけれど、(年に一度だけ)そう言えばまともに話をしたのは今回が初めてかもしれません。
幾度と聞かれてきたこの質問にも淡々と答えると、その後は案の定、オヤジさんとのすごい一体感がでます。
タイに長い、タイ人妻帯者の方はこの気持ち分かりますよね?(苦笑)
在住10数年過ぎると、実際に何年目なのか数えなくなりました。
何もしなくても時は経っていくわけですが、季節の移り変わりを感じる事が薄いタイに於いて、
このビザ更新のタイミングが、僕にとっては一つの区切りになっています。
ただ時が過ぎるに任せずに、1日1日大切に過ごしていきたいと、気持ちを新たにしました。
タイに於いて、まだ何も成せてないですが、目標ぐらいは大きく持ちたいと思いながらそれすらままならず、
だけれども、それは自分が自分を信じる事で本当に見えてくるもの。実はもう分かっているんだろうけれどもなかなか言語化できずにいます。
「これ、サービスしといたよー」
写真屋の親父さんから、この特大サイズの証明写真を頂いたのですが、何に使おうか悩み中です。(笑)
せっかくなので額に入れて部屋に飾っておこうかな。
何はともあれ、こういうタイが、タイの人が本当に大好きだという事は、間違いないです。