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昨日のドル円相場ときょうのひとこと(10/12 火)

-------------10/11ドル円相場----------------------------

112.40の抵抗突破で上昇に弾み。原油高で円先安観強まり113.412まで一気に上伸。

OP112.218 HI113.412  LO112.175 CL113.326

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-----------10/11主な出来事---------------------------

10日 岸田首相
「金融所得課税の強化、当面は触ることは考えていない」

豪シドニー、ロックダウン緩和始まる

20:11 WTI、7年ぶりに1バレル=82ドル台へ上昇

21:20 レーンECB専務理事兼チーフエコノミスト
「賃金の一時的なシフトはインフレのトレンドを暗示するものではない」

22:30 クノット・オランダ中銀総裁
「ECBの金融政策引き締めにつながり得るインフレリスクを過小評価しないよう、投資家は慎重になるべき」

--------10/11株式・債券・商品-------------------------

日経平均 28498.20△449.26
豪ASX  7299.794▼20.297
上海総合 3591.709▼0.458
英FT   7146.85△51.30
独DAX  15199.14▼6.99
NYダウ  34496.06▼250.19

日10年債利回り 0.091%△0.004
豪10年債利回り 1.717%△0.079
英10年債利回り 1.188%△0.030
独10年債利回り -0.121%△0.030
米02年債利回り -----
米10年債利回り -----

NY原油 80.52△1.17
NY金  1755.70▼1.70

------------10/12注目材料-----------------------------

<国内>
特になし

<海外>
07:00  エバンズ米シカゴ連銀総裁、講演
09:30  9月豪NAB企業景況感指数
15:00  9月独卸売物価指数
15:00  9月英失業率
15:00  9月英失業保険申請件数
15:00  6-8月英失業率(ILO方式)
16:00  8月トルコ鉱工業生産
18:00  10月独ZEW景況感指数
18:00  10月ユーロ圏ZEW景況感指数
18:00  マクルーフ・アイルランド中銀総裁講演
20:00  8月メキシコ鉱工業生産
20:30  クノット・オランダ中銀総裁講演
20:45  ビルロワドガロー仏中銀総裁講演
21:30  レーンECB専務理事講演
22:00  エルダーソンECB専務理事講演
22:00  ラガルドECB総裁講演
24:15  クラリダFRB副議長講演
24:30  米3年債入札
25:30  ボスティック米アトランタ連銀総裁講演
26:00  米10年債入札
-----  IMF世界経済見通し
-----  G20財務相・中銀総裁会議(13日まで、ワシントン)
-----  アフガニスタン情勢をめぐるG20首脳会合(オンライン)

------------10/12きょうのひとこと---------------------

昨日のドル円は112.175から113.412まで上昇。一日の値幅としては今年最大を記録しました(外為どっとコム調べ)。動きを振り返ると、ドルの上昇は小幅で主に円安が主導した上昇だった事が分かります。海外中銀がインフレ対応で引き締めスタンスに舵を切る一方、日銀だけは追加緩和も辞さない構えを維持している事や、エネルギー輸入大国の日本は原油の高騰などで輸入代金支払いのための円売りが増えるとの観測が円安の流れを強めていると考えられます。それにしても、ドル円の上昇はスピード違反気味に見えてしまいます。

本日もよろしくお願いいたします。