見出し画像

米ドル/円、再び強気に転換(2021年5月調査)

外為どっとコム総研では毎月お客様に対してアンケート調査を行い、外為短観というかたちでまとめています。全編はこちらでご覧いただけます。以下、印象的な調査結果を掲載します。

今後1カ月間の米ドル /円相場の見通しについてお答えください

画像1

「今後1カ月間の米ドル/円相場の見通し」については、「米ドル高・円安方向」と答えた割合が41.4%であったのに対し「円高・米ドル安方向」と答えた割合は24.6%であった。この結果「米ドル/円予想DI」は△16.8%ポイントと、前月(▼14.9%ポイント)から上昇して2カ月ぶりにプラスとなっ た。調査期間前後の米ドル/円相場は、手掛り材料を欠く中で108円台後半をメインに小幅な値動きが続いた。前月の弱気見通しに反して108円台で底堅い推移が続いた事から、個人投資家の見通しが反転したようだ。

2021年を通して、ポンド/円“最高値”の予想レートをお答えください

画像2

「2021年を通して、ポンド/円“最高値”の予想レートをお答えください(ひとつだけ)」と尋ねたところ、「161円~159円」との回答が22.9%と最も多かった。次いで「159円~157円(19.5%)」、「157円~155円(13.5%)」、「155円以下(12.6%)」、「163円以上(12.2%)」、「163円~161円(11.4%)と続いた。調査期間中の英ポンド/円相場は2018年以来の高値圏である153円~154円台で推移したが、さらに上値を伸ばすとの見方が大勢を占めている事がわかった。回答理由を自由記述形式で訊いたところ、「イギリスのコロナ対策が上手く行くから」、「コロナが収まり経済がどんどん活性化するから」、「コロナワクチンの効果で経済の回復と国内の利上げ期待からポンドが買われる」などとの声が多く挙がった。

この他にも「ユーロ/円相場の見通し」や「豪ドル/円相場の見通し」、「外貨の積立投資について」など調査しております。詳しい内容に関しましては、こちらでご覧いただけます。