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昨日のドル円相場ときょうのひとこと(2/17 木)

ウクライナ情勢巡る報道に一喜一憂 ただ、市場の感応度は徐々に低下

-------------2/16ドル円相場------------------------

米国務長官発言とFOMC議事録で115.357まで弱含み。

OP115.593 HI115.787  LO115.357 CL115.446

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-----------2/16主な出来事---------------------------

10:30 中国1月消費者物価指数(前年比) +0.9%
前回+1.5%
予想+1.0%
10:30 中国1月生産者物価指数(前年比) +9.1%
前回+10.3%
予想+9.5%

16:00 イギリス1月消費者物価指数(前月比) -0.1%
前回+0.5%
予想-0.2%
16:00 イギリス1月消費者物価指数(前年比) +5.5%
前回+5.4%
予想+5.4%
16:00 イギリス1月消費者物価指数・コア(前年比) +4.4%
前回+4.2%
予想+4.3%

19:00 ユーロ圏12月鉱工業生産(前月比) +1.2%
前回+2.3%(2.4%)
予想+0.3%

22:30 アメリカ1月小売売上高(前月比) +3.8%
前回-1.9%(-2.5%)
予想+2.0%
22:30 アメリカ1月小売売上高・除自動車(前月比)+3.3%
前回-2.3%(-2.8%)
予想+0.8%

22:30 カナダ1月消費者物価指数(前年比) +5.1%
前回+4.8%
予想+4.8%

23:15 アメリカ1月鉱工業生産(前月比) +1.4%
-0.1%
予想+0.4%
23:15 アメリカ1月設備稼働率 77.6%
前回+76.5%(76.6%)
予想+76.8%

24:00 アメリカ12月企業在庫(前月比) +2.1%
前回+1.3%(1.5%)
予想+2.1%

28:00 FOMC議事録
「当局者は近く利上げが適切になると認識」
「当局者はインフレが低下しなければ引き締めペース加速を認識」
「バランスシートの縮小計画は今後数会合で決定」


~16日のウクライナ・ロシア問題をめぐる動向~

・ドイツ(G7議長国)
「19日にウクライナ情勢巡りG7外相会議を開く」

・ブリンケン米国務長官
「ロシア軍の撤収は確認していない。ウクライナ国境には今なお非常に脅威的な形で集結している」


--------2/16株式・債券・商品------------------------

日経平均 27460.40△595.21
豪ASX   7284.932△78.000
上海総合 3465.831△19.743
英FT    7603.78▼5.14
独DAX   15370.30▼42.41
NYダウ  34934.27▼54.57

日10年債利回り 0.216%▼0.003
豪10年債利回り 2.233%△0.045
英10年債利回り 1.524%▼0.058
独10年債利回り 0.276%▼0.0052
米02年債利回り 1.5208%▼0.0566
米10年債利回り 2.0382%▼0.0052

NY原油 93.66△1.59
NY金  1870.20△15.40

------------2/17注目材料---------------------------

<国内>
08:50  12月機械受注
08:50  1月貿易統計(通関ベース)
08:50  対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース)
-----  2月月例経済報告

<海外>
09:00  10-12月期シンガポールGDP・確定値
09:30  1月豪失業率
09:30  1月豪新規雇用者数
17:45  デコス・スペイン中銀総裁講演
20:00  トルコ中銀政策金利
22:30  12月対カナダ証券投資
22:30  前週分の米新規失業保険申請件数
22:30  1月米住宅着工件数
22:30  1月米建設許可件数
22:30  2月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数
23:00  レーンECB専務理事兼チーフ・エコノミスト講演
25:00  ブラード米セントルイス連銀総裁講演
-----  G20財務相・中銀総裁会議

------------2/17きょうのひとこと-------------------

昨日は米国務長官がウクライナのロシア軍撤収は未確認とした他、きょうは米政府高官の話として「ロシア軍の撤収は虚偽、逆に7000人増強」とする報道もありました。ただ、為替も含めて金融市場の反応はそれほど大きくありません。これまでは、良くないニュースにはとりあえず株売り・円買いという反応でしたが、ここにきて「何が本当で何が嘘かよくわからないので様子見」というムードになっているようです。良くないニュースに対して徐々に市場の感応度が低下するのは北朝鮮のミサイル発射の際と同じですね。


本日もよろしくお願いいたします。