昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/13 火)
-------------7/12ドル円相場-------------------------
欧州序盤に109.979まで下落も、110割れの底堅さを確認した事で110.399まで小反発。
OP110.113 HI110.399 LO109.979 CL110.350
-----------7/12主な出来事---------------------------
ラガルドECB総裁(11日のインタビュー)
「7月22日の金融政策理事会は重要な会合になる」
「興味深い変化や変更がいくつかあるだろう」
「我々のコミットメントを粘り強く示す必要性を踏まえると、フォワードガイダンスが再検討される事は確実だ」
英政府、イングランドのロックダウンを予定通り19日に解除
19:00 バーキン米リッチモンド連銀総裁
「労働市場の回復に時間がかかれば、テーパリングは少し遅れる」
「労働市場が比較的早く目標をクリアできれば、テーパリングは早く実現できるかもしれない」
「しかし、今はまだ国債購入を止めるべき時期ではない」
25:00 ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁
「米経済は実質的なさらなる進展に達していない」
米住宅価格は大幅に上昇し、株価は高水準にあるが、金融システムリスクについて懸念せず」
--------7/12株式・債券・商品-------------------------
日経平均 28569.02△328.60
豪ASX 7333.464△60.171
上海総合 3547.836△23.748
英FT 7125.42△3.54
独DAX 15790.51△102.58
NYダウ 34996.18△126.02
日10年債利回り 0.030%▼0.003
豪10年債利回り 1.316%▼0.044
英10年債利回り 0.651%▼0.004
独10年債利回り -0.295%▼0.002
米02年債利回り 0.2267%△0.0141
米10年債利回り 1.3645%△0.0050
NY原油 74.10▼0.46
NY金 1805.90▼4.70
------------7/13注目材料-----------------------------
<国内>
特になし
<海外>
10:30 6月豪NAB企業景況感指数
未定 6月中国貿易収支
15:00 6月独消費者物価指数・改定値
15:00 BOE金融安定報告
15:45 6月仏消費者物価指数・改定値
16:00 5月トルコ鉱工業生産
16:30 ベイリーBOE総裁会見
21:30 6月米消費者物価指数
26:00 米30年債入札
27:00 6月米月次財政収支
----- EU財務相理事会
------------7/13きょうのひとこと---------------------
きょうは米6月消費者物価指数の結果に注目が集まっています。市場予想は前年比+4.9%となっており、前月の+5.0%から伸びはいくぶん鈍化する見込みです。一方で、食品とエネルギーを除いたコア指数は前年比+4.0%と前月の+3.8%から加速すると見られています。予想以上の伸びとなれば長期金利の上昇を通してドルを押し上げるとの見方が一般的です。ただ、FRBは一時的なインフレの上昇は黙認する姿勢を示しています。多少の上ブレであれば、明日のパウエルFRB議長の議会証言待ちという事になりそうです。
本日もよろしくお願いいたします。