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FXトレードで損をしたとき、行うこと第1位は…(2021年7月調査)

外為どっとコム総研では毎月お客様に対してアンケート調査を行い、外為短観というかたちでまとめています。全編はこちらでご覧いただけます。以下、印象的な調査結果を掲載します。

今後1カ月間の米ドル /円相場の見通しについてお答えください

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「今後1カ月間の米ドル/円相場の見通し」については、「米ドル高・円安方向」と答えた割合が43.7%であったのに対し「円高・米ドル安方向」と答えた割合は25.5%であった。この結果「米ドル/円予想DI」は△18.2%ポイントとなり、前月(△34.3%ポイント)に続き強気見通しを維持したもののプラス幅は縮小した。 

調査期間前後の米ドル/円相場は、110円ちょうどを挟んでもみ合う展開となり、方向感に乏しかった。米連邦準備制度理事会(FRB)による早期引き締め期待がやや後退 する中、米長期金利の上昇が止まった事から、個人投資家のドル強気・円弱気見通しもいくぶん後退したようだ。

トレードで大きな損失になり、普段より心が乱れたときに、どのような事をしていますか

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「トレードとメンタルについてお聞きします。大きな損失になり、普段より心が乱れたときに、どのような事をしていますか(いくつでも)」と尋ねたところ、「トレードの振り返りをする」が33.3%で最も多く、損失発生の原因を究明に没頭する事で冷静さを取り戻そうと試みる向きが多い事がわかった。次いで「何もしない(30.9%)」、「すぐに新たなトレードを行う(21.0%)」、「挽回策を考える(20.7%)」と続き、「寝る(10.0%)」、「運動をする(8.8%)」、「趣味に集中する(8.1%)」など、トレード以外にメンタルの回復を求める向きも一定数に上った。一方、「他人に話しを聞いてもらう(1.4%)」事や「SNSに投稿する(1.3%)」事などで気を紛らわす向きは少数だった。大きな損失を出した事で心が乱れた時のリカバリー策は人それぞれのようだ。なお、「その他(1.3%)」の回答の中には、「チャートを見て次のチャンスが来るまで待つ」、「常にチャートを見る」などの声があった。

この他にも「ユーロ/円相場の見通し」や「豪ドル/円相場の見通し」、「2021年下半期で最も注目しているテーマ」など調査しております。詳しい内容に関しましては、こちらでご覧いただけます。