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28日のドル円相場ときょうのひとこと(10/31 月)

145円台で底入れか 米コアPCEデフレーター加速 FOMCを前に利上げペース鈍化観測が後退

-------------10/28ドル円相場------------------------

日銀緩和維持と米積極利上げ継続観測で147.859まで上昇

OP146.232 HI147.859  LO145.984 CL147.475

----------10/28主な出来事---------------------------

09:30 オーストラリア7-9月期生産者物価指数(前年比) +6.4%
前回+5.6%

11:50 日銀、金融政策の現状維持を発表
「物価見通し、上ブレリスクのほうが大きい」
「経済見通し、下ブレリスクのほうが大きい」

展望リポート
22年度物価見通しを2.9%へ上方修正(従来2.3%)
23年度物価見通しを1.6%へ上方修正(従来1.4%)

15:36 黒田日銀総裁
「金融・為替市場の動向、経済物価への影響に十分注視」
「最近の円安は急速かつ一方的」
「YCC(イールドカーブコントロール)が円安をもたらすことはない」
「日米金利差のみで為替を解説するのは一面的」
「今すぐ利上げ・出口が来るとは考えていない」

17:00 日銀、11月の超長期国債買い入れを増額

17:00 ドイツ7-9月期GDP・速報値(前期比) +0.3%
前回+0.1%
予想-0.2%

21:00 ドイツ10月消費者物価指数・速報値(前年比) +10.4%
前回+10.0%
予想+10.1%

21:30 アメリカ7-9月期雇用コスト指数(前期比) +1.2%
前回+1.3%
予想+1.2%

21:30 アメリカ9月個人所得(前月比) +0.4%
前回+0.3%(0.4%)
予想+0.3%
21:30 アメリカ9月個人消費支出(PCE)(前月比)+0.6%
前回+0.4%(0.6%)
予想+0.4%
21:30 アメリカ9月PCEデフレーター(前年比) +6.2%
前回+6.2%
予想+6.3%

21:30 アメリカ9月PCEコア・デフレーター(前年比) +5.1%
前回+4.9%
予想+5.2%

23:00 アメリカ9月住宅販売保留指数(前月比) -10.2%
前回-2.0%(-1.9%)
予想-5.0%

23:00 アメリカ10月ミシガン大学消費者態度指数・確報値 59.9
前回59.8
予想59.8

--------10/28株式・債券・商品------------------------

日経平均 27105.20▼240.04
豪ASX  6785.720▼59.413
上海総合 2915.926▼66.977
英FT    7047.67▼26.02
独DAX   13243.33△32.10
NYダウ  32861.80△828.52

日10年債利回り 0.248%▼0.008
豪10年債利回り 3.735%▼0.095
英10年債利回り 3.478%△0.075
独10年債利回り 2.103%△0.141
米02年債利回り 4.4142%△0.1401
米10年債利回り 4.0123%△0.0936

NY原油 87.90▼1.18
NY金  1644.80▼20.80

------------10/31注目材料----------------------------

<国内>
08:50  9月鉱工業生産速報
19:00  外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)

<海外>
09:30  9月豪小売売上高
10:30  10月中国製造業PMI
16:00  9月独小売売上高
16:30  9月スイス小売売上高
17:30  7-9月期香港GDP・速報値
18:30  ビスコ伊中銀総裁講演
18:30  9月英消費者信用残高
18:30  9月英マネーサプライM4
19:00  10月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)・速報値
19:00  7-9月期ユーロ圏GDP・速報値
21:00  9月南アフリカ貿易収支
21:00  7-9月期メキシコGDP・速報値
22:45  10月米シカゴPMI
24:00  レーンECB専務理事講演

------------10/31きょうのひとこと---------------------

FRBが注目するコアPCEデフレーター(9月)は前年比+5.1%でした。7月+4.8%、8月+4.9%でしたからFRBが大幅利上げを続けているにもかかわらずコアインフレが加速した格好です。これでは、今週のFOMCで12月に利上げペースを緩めることを示唆する可能性は低い。そんな見方が広がっているようで、米長期金利が再び上昇しています。そうした中でドル円は今朝、148円台を回復。今回もFOMCを前に、様々な思惑・観測が交錯しています。注目のFOMCは明日1日から明後日2日にかけて行われ、日本時間では日付が変わった3日(文化の日)の未明に結果が発表されます。

本日もよろしくお願いします。