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円高・米ドル安見通しが後退(2019年9月調査)

外為どっとコム総研では毎月お客様に対してアンケート調査を行い、外為短観というかたちでまとめています。全編はこちらでご覧いただけます。以下、印象的な調査結果を掲載します。

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今後1カ月間の米ドル/円相場の見通しについて

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「今後1カ月間の米ドル/円相場の見通し」については、「米ドル高・円安方向」と答えた割合が 33.4%であったのに対し「円高・米ドル安方向」と答えた割合は41.0%であった。

この結果「米ドル/ 円予想DI」は▼7.6%ポイントとなり、前回(▼26.1%ポイント)からマイナス幅が大幅に縮小した。9 月に入り米ドル高・円安の流れに傾いた事を受けて、夏場に強まった個人投資家の米ドル安・円高見通しが勢いを失いつつあるようだ。調査期間前後の米ドル/円相場は戻り高値の108.40円台から107.00円前後へと反落したが、8月に付けた104.40円台を当面の底値と見る向きが増えた事を物語る結果となった。

年内のFOMCの利下げに対する見通しを次の中から選んでください。(ひとつだけ)

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今回の特別質問として、「年内のFOMCの利下げに対する見通しを次の中から選んでください。(ひとつだけ)」と尋ねたところ、「12月に1回の追加利下げ」が43.2%と最も多かった。以下、「10月に1回」が26.2%「いずれも利下げを見送る」が20.0%「いずれも追加利下げ」が10.6%という結果になった。

年内に少なくとも1回以上の追加利下げが行われるとの見方がほぼ8割にのぼった。なお、シカゴマーカンタイル取引所(CME)のFedウォッチでは、年内1回(25bp)の利下げ確率が50%前後、据え置き(利下げ見送り)が30%弱、年内2回(50bp)の利下げが20%強となっており、個人投資家と概ね同じ傾向の見通しが示されている。

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この他にも「ユーロ/円相場の見通し」「豪ドル/円相場の見通し」「個人の景況感」など調査しております。詳しい内容に関しましては、こちらでご覧いただけます。