昨日のドル円相場ときょうのひとこと(8/26 金)
9月利上げに関する市場の見方が定まらない中、FRB議長の講演に注目集まる
-------------8/25ドル円相場------------------------
米金利低下で136.318まで軟化。ジャクソンホール会議前に持ち高調整の米債買い・ドル売りとの見方。
OP136.985 HI137.197 LO136.318 CL136.494
----------8/25主な出来事---------------------------
10:35 中村日銀審議委員
「現在の日本経済において、強力な金融緩和粘り強く続ける必要」
「冬季賞与や来年度の賃上げを見極めるまでフォワードガイダンス修正ない」
15:00 ドイツ4-6月期GDP・改定値(前期比) +0.1%
前回0.0%
予想0.0%
17:00 ドイツ8月IFO企業景況感指数 88.5
前回88.6
予想86.8
18:42 ボスティック米アトランタ連銀総裁
「0.50%と0.75%の利上げ幅どちらかに票を投じる」
「データが好調を維持し、インフレが軟化しなければ0.75%利上げの可能性」
20:30 ECB議事録
「中期的なインフレリスクが増した」
「金融政策正常化へ向けてさらに前進することが妥当であるとメンバーは合意」
「長期的なインフレ期待が抑制されなくなるリスクは高まっている」
20:39 ジョージ米カンザスティ連銀総裁
「インフレが低下しているという証拠が出るまで利上げを行うべき」
「利上げの余地はもっとある」
21:30 アメリカ4-6月期GDP・改定値(前期比年率) -0.6%
前回-0.9%
予想-0.8%
21:30 アメリカ4-6月期個人消費・改定値(前期比年率) +1.5%
前回+1.0%
予想+1.5%
21:30 アメリカ新規失業保険申請件数 24.3万件
前回25.0万件(24.5万件)
予想25.3万件
23:09 ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁
「次のインフレ率を見て、9月に決めたい」
「持続的かつ深刻な景気後退のリスクが高いとは思わない」
「金利を上げてからすぐに下げるというスタンスではない」
27:15 ブラード米セントルイス連銀総裁
「現在の金利水準はインフレに下向きの圧力をかけるほど高くない」
「利上げ局面は長引く必要があるかもしれない」
「前倒し的な利上げという概念は好ましい」
--------8/25株式・債券・商品------------------------
日経平均 28479.01△165.54
豪ASX 7048.126△50.002
上海総合 3246.248△31.045
英FT 7479.74△8.23
独DAX 13271.96△51.90
NYダウ 33291.78△322.55
日10年債利回り 0.231%△0.003
豪10年債利回り 3.674%△0.045
英10年債利回り 2.617%▼0.081
独10年債利回り 1.317%▼0.053
米02年債利回り 3.3661%▼0.0244
米10年債利回り 3.0258%▼0.0781
NY原油 92.52▼2.37
NY金 1757.70△9.90
------------8/26注目材料---------------------------
<国内>
08:30 8月東京都区部消費者物価指数
<海外>
07:30 オアRBNZ総裁講演
15:00 9月独Gfk消費者信頼感指数
20:00 7月メキシコ貿易収支
21:30 7月米卸売在庫
21:30 7月米個人所得
21:30 7月米個人消費支出(PCE)
21:30 7月米PCEデフレーター
23:00 8月米ミシガン大消費者態度指数・確報値
23:00 パウエルFRB議長講演
----- ジャクソンホール会議(~27日)
------------8/26きょうのひとこと---------------------
9月FOMCの利上げ幅について、市場は50bpの可能性を40%、75bpの可能性を60%と見ています。次回利上げに関する見方が定まり切れない中で本日のパウエルFRB議長の講演が注目されています。インフレ抑制に軸足を置いたタカ派寄りの発言になるとして、大方の見方は一致していますが、具体的な発言内容は未知数です。為替をはじめ、各金融市場は議長の講演を受けて荒い値動きになる可能性が高そうです。
本日もよろしくお願いします。