昨日のドル円相場ときょうのひとこと(9/10 金)
-------------9/9ドル円相場-------------------------
株安・長期金利低下の流れに加え、米30年債入札好調でで米10年債利回りが1.30%を割り込むと109.618まで下落。
OP110.222 HI110.273 LO109.618 CL109.736
-----------9/9主な出来事---------------------------
10:30 中国8月消費者物価指数(前年比) +0.8%
前回+1.0%
予想+1.0%
10:30 中国8月生産者物価指数(前年比) +9.5%
前回+9.0%
予想+9.0%
15:00 ドイツ7月経常収支 +176億ユーロ
前回+225億ユーロ
予想+180億ユーロ
15:00 ドイツ7月貿易収支 +181億ユーロ
前回+163億ユーロ(162億ユーロ)
予想+146億ユーロ
20:45 ECB、主要政策金利を0.00%に維持
「パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)のペースをやや減速」
「インフレ率は一時的に目標をやや上回る可能性がある」
21:30 アメリカ新規失業保険申請件数 31.0万件
34.0万件(34.5万件)
予想33.5万件
21:30 ラガルドECB総裁
「経済は年末にはコロナ危機前の水準を回復するだろう」
「PEPP減速は微調整、テーパリングではない」
「2021年GDP見通しは5.0%(前回は4.6%)」
「2022年GDP見通しは4.6%(前回は4.7%)」
「2023年GDP見通しは2.1%(前回は2.1%)」
「2021年インフレ見通しは2.2%(前回は1.9%)」
「2022年インフレ見通しは1.7%(前回は1.5%)」
「2023年インフレ見通しは1.5%(前回は1.4%)」
26:00 米30年債入札、落札利回り1.910% 応札倍率2.49倍
26:30 ボウマンFRB理事
「予想通りのデータが得られれば、今年中にテーパリングを開始することが適切」
「物価安定に関し、大きな進歩を遂げた」
「雇用の実質的進展という目標に非常に近づいている」
--------9/9株式・債券・商品-------------------------
日経平均 30008.19▼173.02
豪ASX 7369.526▼142.486
上海総合 3693.130△17.943
英FT 7024.21▼71.32
独DAX 15623.15△12.87
NYダウ 34879.38▼151.69
日10年債利回り 0.043%▼0.002
豪10年債利回り 1.270%▼0.028
英10年債利回り 0.736%▼0.008
独10年債利回り -0.361%▼0.038
米02年債利回り 0.2124%▼0.0038
米10年債利回り 1.2971%▼0.0405
NY原油 68.14▼1.16
NY金 1800.00△6.50
------------9/10注目材料-----------------------------
<国内>
特になし
<海外>
15:00 8月独消費者物価指数・改定値
15:00 7月英GDP
15:00 7月英鉱工業生産指数
15:00 7月英貿易収支
15:00 8月ノルウェー消費者物価指数
15:45 7月仏鉱工業生産指数
16:00 7月トルコ失業率
17:00 ビルロワドガロー仏中銀総裁講演
18:30 ラガルドECB総裁記者会見
19:10 エルダーソンECB専務理事講演
19:30 ロシア中銀政策金利
20:00 7月メキシコ鉱工業生産
21:30 8月カナダ雇用統計
21:30 4-6月期カナダ設備稼働率
21:30 8月米生産者物価指数
22:00 メスター米クリーブランド連銀総裁講演
23:00 7月米卸売売上高
23:00 7月米卸売在庫
25:00 4-6月期ロシアGDP・改定値
------------9/10きょうのひとこと---------------------
ドル円は、過去2週間以上にわたっておよそ109.50-110.50のレンジ相場が続いています。米10年債利回りも概ね1.21-1.38%でレンジ色が強い動きです。本日の米8月生産者物価指数は統計開始以来で最大の伸び(前年比+8.2%)になると予想されており、これに対して米長期金利とドルがどのような反応を示すか注目です。
本日もよろしくお願いいたします。