でヲタエンディングノート(その9)

2025年1月

  • 1/4、1/5 でんぱ組.inc THE ENDING「宇宙を救うのはきっと、でんぱ組.inc!」

ついにエンディングライブが来たんだな、という気持ち。2日とも久しぶりに会う人と色々話したりして、同窓会みたいな気持ちで過ごした。
ライブの感想、ライブ後にザーッと書いたものをちょっとまとめ直して箇条書きにしてみた。
一部はもしかしたらメンバーの発言で答え合わせされたものもあるのかもしれないけど、まぁご愛嬌ということで。

  • MCが自己紹介とアンコールくらいで、後は歌い続けるえぐいセトリですごかった。こんだけ連続しているのにダンスも歌もずっと仕上がっててパフォーマンスすごいなって思った。

  • これすごいのは、ずっと7人が出続けてたんよね。以前のライブだとグループ内ユニットによるパフォーマンスや映像演出の時間とかで若干休憩タイムがあったけど、今回はドリンクを暗転で飲むくらいで、後はぶっ続けでやり続けていた。マジでメンバー全員体力お化け。

  • 衣装、卒業イメージだったのかな。最後も本当に素敵だった。でんぱの衣装は毎度メンバーに合わせて個性的だけど素敵でいつも好きでした。

  • 1日目と2日目でセトリをあまり変えなかったのは、完成度を上げたかったからなのかなと考えてる。コスモツアー2019のように、2DAYSのセトリをがらりと変えるパフォーマンスも不可能ではなかったと思う。でも、メンバーが変わったことで昔からの曲も歌割りや振りも変わっているし、そんな中で大きくセトリを変えるよりもベースは同じにして完成度を高める判断をしたのかなと。

  • そんな中でもラストの曲を1日目はORANGE RIUMにしてもがちゃんの卒業を入れてきて、2日目はさくらあっぱれーしょんで去っていく形に変えることで、大きく印象を変えているところはすごかったと思う。もがちゃん卒の組み込み、すごくちょうどいい分量&タイミングでこの上なく良かった

  • ステージを降りて走る「愛が地球救うんさ」を2日目だけ入れてるのも、演出的に大きく違うの良かった。あと電波一座も始まる前のひなちゃんの動きが印象的だから、セトリに入ると華がある

  • 両日とも、古い曲や新しい曲ばかりのパートってないような気がしてる。口づけキボンヌ→オーギュメンテッドおじいちゃん→いのちのよろこび、のところみたいに、適度に時代をシャッフルしているセトリに感じた。どの時代のでヲタに対しても「この曲知らないな~」ってのが続きにくい配慮みたいなのがあったのかなと思ったり。

  • スクリーンがくっそ大きくて離れた席でも表情を追えたのはすごく良かった。あと、今回は曲に合わせた映像もこれまで同様に流れていたけど、スクリーン全部を映像にするというよりは真ん中の一部だけしか使ってなかった気がする。背景として使うのではなくメンバーを焼き付けてほしいっという気持ちがあったのかな。

  • 会場、もっと大きい会場でもよかったのではとずっと思ってたけど、ファンとの距離を大切にしたかったのかなと思うとトロッコで近づけて肉眼でもステージが見れるギリギリのラインで今回の会場が最適解だったのかなって気がしている(ただ単に抑えられるかどうかとか大人の都合かもしれないけど)

  • そういえばトロッコとかサインボール投げるとか、メッセージ入りテープを打ち出すとか、演出も過去の大きなイベントをオマージュしていたところあるのかな。

  • 一人一人メッセージ言うのとかなかったけど、これはWWD ENDINGにもあった「湿っぽいのは嫌じゃん」の通りなのかなって受け取った。個々の気持ちはいろんな媒体で出してたり、エンドロールで流すくらいで十分に伝えられる。それよりも最後までお祭りで終わるのがでんぱ組らしさだよね、ってことなのだと。

  • 僕はさっぱれ終わるまでとにかく楽しくてエンディングの寂しさみたいなのはほとんど感じなかったのだけど、エンドロール見てたら「こんなコラボあったなぁ」「こんな方々との楽曲やイベントあったな」「今はこのアイドルもういないんだよね」「今は亡き人たちとの関係もあったんだよね」みたいに思い出してきてグッときてた。ほんの一部しか知らないけど、たくさんの記録があったんだなって。

  • THE ENDが出て、明るくなってきたときに僕の周りは拍手だけが続いていて、みんな声も出せなくなってたのがすごく印象的だった。最後の最後にアナウンスが流れてから「ありがとう」の声が出てきたとき、みんな少しだけ心の整理をしてたのかなって感じた

結論。最高のエンディングだった。

ねむさんという推しの卒業は僕にとってヲタ活のエンディングだった。
それを経たあとは老後というか引退後というか、エクストラステージみたいな気持ちででんぱ組を楽しんできた。
そんな自分にとって、最高のアナザーエンドをもらえた、そんな気分だった。

でんぱ組.incを追ってきてよかった。

(続く)