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Billboardにおけるラジオ指標 -Buddiesが出来ること-
櫻坂46 10th シングル「I want tomorrow to come」の音源解禁&MV公開がされて、色々な楽しみやドキドキが近づいているのを感じますね!
今回はBillboardにおけるラジオ指標についてまとめていきたいと思います。
そもそもBillboardランキングとは?
CDセールス、ダウンロード、ストリーミング、ラジオ再生、動画再生、カラオケの6種類のデータからなる総合ソングチャート“Billboard JAPAN Hot 100”。
長く音楽指標そのものとイコールで捉えられていたCDセールスランキングだけでは把握しきれない、音楽市場の全体感を掴むことができる指標としてBillboard JAPAN HOT100は日本でも定着しています。
CDセールス、ストリーミング再生数など、6つ評価項目があって、”ラジオ再生がそこに含まれるんだ”ということを意識していただければ。
Billboardにおけるラジオ指標
ここではBillboard JAPAN HOT100において、ラジオ指標がどのように成り立っているのか説明します。
実は、Billboard JAPANで公式に明言されている部分というのは、
全国32局のFM / AMラジオ局をモニタリングし集計した楽曲の放送回数に、エリア別の人口と平均聴取率を乗じて指数化したラジオのエアプレイ・チャート
という部分のみなんです。(2017年の記事より抜粋。現在の集計内容と一部変わっている可能性や、他にも言及されている可能性もあります。)
この内容をまとめると、
1.楽曲の放送回数
2.エリア別の人口
3.平均聴取率
という3つがものすごく重要だということです。
平均聴取率とは、
”番組の放送時間内における「毎5分聴取率」を足し上げ、番組の時点数で割ることで算出”
されるものであり、
”インターネット上での日記式調査(アンケート調査)により調査対象者の1週間の聴取状況を取得”し、
リアルタイムでの聴取状況を調べるものです。(日本で唯一聴取率調査を行なっている、ビデオリサーチのHPより一部内容を抜粋)
そして、楽曲がオンエアされたものとみなす条件は、
・1曲につきワンコーラス以上、もしくは連続して60秒以上のオンエアがあること。
・BGMでないオンエアであること。
プランテックのラジオオンエアチャートより。
他ファンダムなどが、これまでのオンエア実績をもとに、ラジオ指標のポイント計算に関する情報を発信していますが、公式から発信されている情報ではないのでここでは取り上げません。
今回は公式から発信されている3点に絞って、Buddiesがどんなことを出来るのか、どうラジオと関われば良いのか書いていきます。
ちなみに、Billboard集計対象とされているFM22局、AM9局は以下の表のとおりです。(2017年に公表された数字とズレがあるのは、ラジオ局の閉局が影響しているものと思われます。)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/156102180/picture_pc_2af1ef0ff4b43ad823961583a46803f6.png?width=1200)
また、櫻坂46に関する様々な情報をまとめて発信してくださっている、櫻坂を咲かす会(Twitter: @saku_saka46) さんが作成したBillboardを意識した応援方法では、このような位置付けとなっています。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/156102695/picture_pc_3618a22d6be382c6d58f237f72fff63d.png?width=1200)
作成。
これらの方針で応援していくことで、発売週ではランキング1位、発売週以降も長くBillboard JAPAN HOT100にランクインし続けることがBuddiesの目標であり、他の多くのファンダムにとっても目指すべきものとなっています。
なぜラジオに力を入れたいのか?
本当に、様々な理由からラジオに力を入れたい(と個人的に思っている)のですが、今回はBillboard関連の内容と、私たちにとって大きなメリットのある部分に絞って書き進めます。
①継続的なポイント獲得が狙える指標だから
前述の通り、今後は長期のBillboardランクインが重要となります。
ちなみに、前回シングルの「自業自得」では、発売週で2位、翌週28位、その後は100位以内にランクインすることはありませんでした。
「自業自得」発売期間でBillboardポイントを大きく稼いだ指標は「CDセールス」「ダウンロード数」「ストリーミング」の3指標でした。
CD,ダウンロードといった買い切りのコンテンツ(指標)は、発売週に大きなポイントを稼いでランキング上位(出来れば1位)を狙う上では強みがあるものの、発売週翌週以降に継続して高ポイントを獲得できるわけではありません。
また、ストリーミングはLINEミュージックのキャンペーンが主な要因となり発売週前後で大きくポイントを獲得できましたが、今後継続したポイント獲得を目指すためにはSpotifyのシェアリレーや、Stationheadのさらなる定着が重要です。
そしてラジオ指標について。
ラジオ指標は、アーティスト運営や局のパワープレイとして相当力が入れられない限りは、上記の3つのように一週あたりに大きなポイントを獲得することは難しいです。
しかしながら、他の指標の数字が落ち込む発売週翌週以降だとしてもポイント獲得が見込めるのがこの指標の大きな強みです。
発売週翌週には、発売週のCDセールスやストリーミング指標を元にしたランキングから各局の独自チャートにランクイン→放送が見込めますし、前回シングルでは(おそらく)このおかげで、発売週よりも発売週翌週の方がラジオ指標でポイントを獲得することが出来ました。
発売週翌々週以降も、楽曲リクエスト、タグポストでの反応、オンエアのお礼メッセージなどを複合的に、地道に続けていくことで、さらなるオンエア→ポイント獲得、そして櫻坂46の楽曲を多くの人に届けることが可能になります。
②新しい冠ラジオ番組のスタート、メンバーのレギュラー出演に繋がるから
番組名は後述しますが、現在放送されている櫻坂46の冠ラジオ番組は3番組、メンバーがレギュラーで出演しているラジオ番組は1番組です。
素人考えではありますが、これから先、メンバーが出演するラジオ番組をもっと聴きたいとなると、現在放送されている冠ラジオ番組やレギュラー出演番組を聴くこと、タグポストで番組を盛り上げること、楽曲のオンエアに反応すること、リクエストを行うことなどが重要になってくるはずです。
Buddiesに出来ることとは?
次に、Buddiesがラジオを通してBillboardのポイントを獲得のために10thシングル期間に(10thシングル期間以降も)出来ることは何なのか、という部分についてまとめます。
ここで、もう一度Billboardのラジオ指標でのポイント3点をおさらいします。
1.楽曲の放送回数
2.エリア別の人口
3.平均聴取率
◎冠ラジオ番組を楽しむ
・放送を聴く
1番取り組みやすいのはここだと思います。
現在レギュラーで放送されている櫻坂46の冠ラジオ番組をぜひ聴いてみましょう。
以下、現在放送中の3番組。
・文化放送 : 櫻坂46の「さ」日曜:19:00~19:30
メインパーソナリティ:谷口愛季
(2024年10月から。~9月までは大園玲が担当。)
・ニッポン放送 : 櫻坂46こちら有楽町星空放送局
日曜:23:00~23:30
メインパーソナリティ:井上梨名
・NHKラジオ第一
さくらひなたロッチの伸びしろラジオ
月曜:20:05~20:55
メインパーソナリティ:遠藤理子
(週によって、櫻坂と日向坂どちらかのメンバーが出演。基本的に前週の〜土曜日に発表される。)
・Twitterでタグポストをする
放送を聴きながら、Twitterアカウントをお持ちの方はぜひ番組指定タグを使って、タグポストにトライしてみましょう。
聴取率やradikoの聴取データのほかに、ラジオではタグポスト数が番組の盛り上がり指標として重視される場合が非常に多いです。
それぞれの番組の指定タグは以下の通り。
可能であれば、各番組メインパーソナリティのメンバーの名前のタグと、ゲスト出演するメンバーのタグをつけると◎
・櫻坂の「さ」→ #櫻坂のさ
・こちら星空放送局→ #櫻坂46こち星
・伸びしろラジオ→ #のびらじ
・お便りを送ってみる
さらに能動的に番組を盛り上げる放送として、お便りを送ることが挙げられます。
ここまで行くと、番組に参加している感が相当増しますし、お便りを送った放送を聴くのは、採用される・されないに関わらず本当にワクワクして楽しいものです。
また、メールの採用が増えたり、採用がされなくても継続してお便りを送ることで、ミーグリでメンバーから認知をもらえるケースもあるそうです。(ここまで行くと完全にメール職人ですね)
お便りのテーマは各番組の公式TwitterやHP、放送内でアナウンスされますので、よく確認して送りましょう。
◎色々なラジオ番組を楽しむ
・櫻坂46のメンバーがレギュラー出演、ゲスト出演するラジオを聴く
櫻坂のメンバーがレギュラー出演している番組は現在1番組あります。
・MBSラジオ : ゴチャ・まぜっ天国!
木曜:25:05~23:35
武元唯衣レギュラー出演
タグポスト→ #ゴチャ天
また、特にもシングルリリース期間にはゲストでのラジオ出演がありますので、櫻坂46公式HP、Twitterの出演情報をチェックして、可能な範囲でリアルタイムで聴くことが重要です。
・櫻坂46の曲が流れたラジオを聴く
櫻坂46の曲が流れたラジオに関しては、Twitterで #櫻坂46_ラジオリクエスト のタグを検索したり、以前に作成した各局オンエア楽曲確認リンク集から、各局ページに飛んで調べることが可能です。
ちなみにそのリンク集はこちら。note版もありますが、こちらの方が見やすいと思います。
お住まいの地域で聴けるラジオ局が一つ以上登録されている(はず)ので、ぜひブラウザ上でブックマークしてご活用ください。
楽曲関連情報や、リクエストの場合はメンバー詳細情報にまで触れて頂ける場合もあります。
・Twitterでタグポストをする
前述の通り、ラジオ番組関係者はTwitterのタグポスト投稿に目を通している可能性が非常に高いです。
ゲスト出演、楽曲オンエアどちらの場合であっても、番組指定タグを使ってポストを行うと、櫻坂46のメンバーの出演or楽曲のオンエアによって、Buddiesから多くの反応がもらえるんだなと気づいてもらうことが重要なのです。
いわゆる外番組であれば、タグポストからbuddies以外の反応を探すことも出来ますので、こういう楽しみ方もあるんだなと感じて頂けると思います。
・オンエアのお礼メッセージを送る
リクエスト、リクエスト外のオンエアに関わらず、オンエアのお礼メッセージを送ることも大切です。
私が実際にオンエアのお礼として送ったメッセージを載せますが、もっと簡単に、
「櫻坂46(さくらざかフォーティーシックス)の〇〇、オンエアありがとうございます!またこの番組で、櫻坂の曲が聴けたら嬉しいです。」
と送るだけでも◎
こちらがお礼のメッセージ(一例)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/156352394/picture_pc_aad28c1fc2d57ff62e96dd670f1d59b1.png?width=1200)
・リクエストを送る
櫻坂46のメンバーがゲスト出演した番組や、楽曲がオンエアされた番組、お住まいの地域の番組でお気に入りの番組を見つけたら、楽曲のリクエストにチャレンジしてみましょう。
このNoteの終わりに、リクエストのおすすめ番組やリクエストを行う意味の大きさについてまとめた関連Noteを添付しましたので、ぜひチェックして頂けると嬉しいです。
大切なのは、私たちが番組にお邪魔させていただいている立場だという気持ちを忘れずにリクエストを送ることです。
番組とリスナーの信頼関係で成り立つのがラジオなので、番組のことをある程度知った上でリクエストを送る、というのがBuddiesに浸透してほしいなと思っています。
その上で、少しでもリクエストのハードルを下げたり、推しメンコミュニティ、各地方Buddiesに共感して頂けるような情報発信をTwitterで行いますので、たまーに #櫻坂46_ラジオリクエスト のタグを覗いてみてください。
ここで挙げた8点がすべて等しく重要で、Billboardラジオ指標に直接的にも間接的にも響きますし、さらには櫻坂46の楽曲を広めること、今まで埋もれていたファン層の顕在化、地方での櫻坂46の活躍等に繋がっていきます。
複数の項目を行えれば素晴らしいですが、まずは1つから、自分とラジオのつながりを作ることが本当に大切で意味のあることです。
最後に
直接的にはどうしようもないこともある
長〜く色々と書いてきましたが、私たちがポイント獲得に向けて、その全て(直接的に)関与できるわけではないのが、ラジオ指標というものなのです。
・各放送局のパワープレイに選ばれる
・アーティストの運営がラジオ向けのプロモーションに力を入れる
などが行われるかどうかで、ラジオ指標における獲得ポイントは大きく変わってきます。
事実、ラジオリクエストが定着しているファンダムでも、オンエア回数の内リクエストからの放送というのは10〜20%ほどにすぎません。
一方で、このnoteで取り上げたBuddiesが出来ることを無理のない範囲で、複合的に続けることで、各局パワープレイやアーティスト運営のプロモーションに間接的に働きかけることが可能だと、個人的には考えています。
とにかく今は、
ラジオと自分の関わり方を見つけること!
これに尽きると思います。
ファンダムの内外の人たちと一緒に、櫻坂46の曲を通して楽しみを広げられるのがラジオの大きな魅力ですので、自分なりの関わり方を、このnoteを参考に見つけてもらえたらものすごく嬉しいです。
ではまた!
冠番組・メンバーレギュラー出演番組の公式HP
・櫻坂の「さ」
・櫻坂46こちら有楽町星空放送局
・ゴチャ・まぜっ天国!
参考にしたサイト
◯Billboard Japan HP
「【Billboard JAPAN Chart】よくある質問」
「[Alexandros] 『JR SKISKI』CMソング「SNOW SOUND」がラジオチャートで早くも首位獲得
」(2017/01/18)
◯日経XTREND
「指標が変えたヒットの概念 ビルボードが挑んだ新たな音楽チャート」(2024年04月05日)
◯Radio On Air Ranking by PLANTECH
「(2024/9/16~2024/9/22)ラジオ・オンエア・チャート:RADIO ON AIR DATA」(2024年09月25日)
◯ビデオリサーチHP
「ラジオの聴取率とは?ビデオリサーチが解説 ~最新のラジオ聴取状況を分析!~」(2024月2月16日)