関西線愛知県エリアの複線化および高架化について考える
※この記事には筆者の見解であり、正確さを保証するものではありません。
1.そもそも関西線とは?
関西線は名古屋から亀山、加茂をへて大阪府のJR難波を結ぶ路線である
2.それぞれの区間について
(1)名古屋-八田
近鉄烏森駅手前まであおなみ線と並走しており、そこから先は単線のまま高架化されている。
それでも笹島信号場までは複線化されているものの、対抗列車が遅いと遅延の原因になる。しかし八田駅の2番線を待避線として使えば増発はもちろんスピードアップも夢ではない(実際に貨物列車が使っている)。
(2)八田-春田
庄内川手前で近鉄がオーバークロスしているが、その橋脚が複線化を妨げている。
そのさきも高架化はされているが、複線化のスペースは伏屋信号場跡地くらいしかない。
(3)春田-弥富
言わずと知れた低地ゾーンであり、東海豪雨以降高架化が急務とされていたが、蟹江は橋上駅舎化、残りの二駅は変化なしである。
蟹江-永和は複線化の用地があるものの、西尾張中央道が原因で高架化ができない。
また、白鳥信号場-弥富間も別の跨線橋があるためここも高架化ができない。
3.なぜ複線化しないのか
正確には複線化しないのではなく複線化できないと思われる。その理由は会社が全額負担しないといけないからといわれている(諸説あり)。
そのため現在でも全線複線化はせずに手付かずとなっている。
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