記事メモ:映画オッペンハイマー、測りすぎ他
このnoteは私が読んだ記事や投稿などのWeb情報の中で学びや考えたことをメモとして記録しておくことを目的としたものです。
特定のジャンルに限らず、興味を持ったものを無差別に投稿していきます。
映画オッペンハイマー
私は映画を一度見てもなかなか深いことが理解しきれないので、解説記事も併せて読むようにしています。
むしろ、解説を読むことで深く理解できたり映画を見た時には気づけなかったことを後から気づくことができたりする満足感を味わいたくて、解説記事付きで映画を見ているとすら言えるかもしれません。
マンハッタン計画、原爆の父で知っていた、逆にいうとそれしか知らなかった科学者オッペンハイマーを知ることができたいい作品でした。
戦後のオッペンハイマーの公職追放やストローズの裁判(正確には裁判ではない)、オッペンハイマーの授賞式。
見せ方のうまさ、セリフの深さなどは以下の解説記事を見てもらう方が良いかなと思います。
個人的には、一番最後のアインシュタインとオッペンハイマーの会話が印象的でした。
作中で何度も出てくる”Chain-Reaction(連鎖反応)”という言葉は、科学としての言葉で使われていましたが、最後の二人の会話では、冷戦における軍拡競争で世界を破壊する核が連鎖的に生まれるようになったというわけです。
測りすぎ なぜパフォーマンス評価は失敗するのか?
社会人として生きていると、いろいろな定量化に出逢います。
正直意味がないと思うようなものも多くありますし、その数字を追い求めることで発生している弊害も多く目にしてきました。
本書はそんな数字にしやすいものを測定することの弊害をいろいろな種類の事柄から調べて紹介したものでした。
個人的に印象に残ったのは能力給、つまりその人が発揮したパフォーマンス(というかそれを測れると仮定した何らかの定量測定結果)に応じて給料を決めることの弊害と意味のなさについての話でした。
給料という外的な報酬をあげることで仕事が良くなるのか? そういった私の疑問に割と納得感のある答えを出していました。
言葉、会話のOSのインストール
子供の発育に合わせてサリー・ウォード氏の「語りかけ育児」を読んでいってますが、やはりこの分野は自分が知らないことが多く、読むたびに発見があります。
例えば、「あ〜、う〜」とかいう喃語を話し始めたら、会話の流れを覚えさせるために、こちらも「あ〜、う〜」など答えてあげて、順番に話すことを練習するといいそうです。
これは言われれば確かに! と思いますが、なんとなくの感覚として、一方的に色々喋りかけてしまえばいいと思っていたので納得感がありました。
そもそも言葉と同様に、言葉を使った会話も赤ちゃんは知らないわけです。
人類のOSをインストールするような感覚で語りかけていくのがよいと思いました。