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業務効率化×プログラミング −Biz HACK− 基礎3

GASの基礎知識

データ型の基本

データ型とは

下のようにデータの種類によって、取り扱いの方法を変える仕組みのこと。

  • 数値型:計算ができる値(1200円、5個など)

  • 文字列型:文字の並び(名前、メールアドレスなど)

  • 真偽型:はい/いいえの値(完了/未完了など)

  • 日付型:日付と時刻の情報(2024年3月15日など)

人間と違って名称に対して名称なのか数値なのかといった理解ができないため定義する必要がある。

数値型の使い方

計算をするために数字を扱う。

以下の点に注意する。

  1. 数値を入れるときは、"100"のように"をつけない。(これが文字列型との違い)

  2. 100のように、半角数字をそのまま書く。

文字列型の使い方

文字列型は、文章や単語などの「文字」を扱うためのデータ型。
文字列型でも演算ができますが、数値型での四則演算とは意味合いが異なる。

「+」記号を使って、文字列同士を繋ぐ。
最後の「message」という変数には、演算の結果「こんにちは、山田太郎さん」という文字列が入る。
また、上のコードにもあるように、文字列は必ず"(ダブルクォーテーション)で囲み、「"山田"」のように記述する。
文字列型は文章を作るときに使います。数値型と違って計算はできないが、テキストを自由に組み合わせることができる。

スプレッドシートへのデータ書き込み

セルの値を読み取るには getValue()だが、setValueを使用することで、セルにデータを書き込める。

  1. SpreadsheetApp.getActiveSheet() で現在開いているシートを取得

  2. getRange("B5") でB5セルを指定

  3. setValue() で指定したセルに値を書き込み

セルの取得を行う方法とほとんど同じ。ただし、すでにデータがある場合、そのデータは消されてしまうので注意。

その他

「\n」は改行を表す。文字列として""で付け加える。

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