グウェントが面白いって話
グウェントっておもしれー!!!!!
っていうのか最近の流行です。
グウェントというのはいわゆるデジタルカードゲームですが、大元は「ウィッチャー3 ワイルドハント」に収録されてたおまけカードゲームでした。それが高評価だったため単品ゲーム化したのがグウェントです、
ハースストーンがブリザード社のゲームを元ネタにしているのと同じように、グウェントはウィッチャーの世界観が大元になってます。
デジタルカードゲームは苦手です!!!!
そう思う方にこそグウェントは手に取ってもらいたい。グウェントは今までのカードゲームとは多くの点で異なっていて、そこがとにかく面白い。
まず、カードゲームの根底的な面白さでもあり不確定要素であるドローがほぼない、というのが衝撃的だった。
グウェントに運要素はない
筆者的な感想では、グウェントは『相手の影響を受けるソリティア』といった感じだ。グウェントは初手で配られる手札が10枚(!)。マジック:ザ・ギャザリングなどが7枚であることを考えるとだいぶ多い。
そしてグウェントはこの10枚からスタートし、ドローなしでまず1ラウンド戦うゲームだ。この10枚を出し合い、カードに書いてある『戦力値』の合計が最終的に多い方が勝ち、というシンプルなルールだ。
ラウンド中は10枚以上ドローすることはカード効果以外にはない。つまり、この手札からまず『最高の得点を出す流れ』を考える。これがソリティアっぽいと思う点だ。
だがもちろん相手を妨害するタイプのカードやデッキも存在するため、一筋縄ではいかない。それでもある程度は自身の手札が現状どのくらい強いのかは把握できる。
そしてグウェントは、これをドロー3枚、引き直しを加えて3ラウンド中2ラウンド勝つのが目的のゲームだ。ラウンドによっては自分の手札が弱いと感じることもあるだろう。そういう場合はラウンドを捨てる判断も必要となる。
とにかくデッキ編成によってはドローによる運要素は極端にまで削ぎ落とせるため、デッキの編成を調整するのが重要なゲームだ。
筆者はウィッチャー3クリアまでやるつもりはなかったのだが、結局は始めてしまった。
ウィッチャー3のために原作を読破し、現在ウィッチャー3の実況動画をしているうちに手を出さずにはいられなくなった。
原作を知っているとさらに楽しめる要素がたくさんだ!
ウィッチャーの世界を基盤にしているため、カードに描かれているフレーバー力はかなり強い。原作のキャラクターが多く登場するので大興奮だ。
カードゲームは資産とドロー運ゲーでしょ? と思う方ほどグウェントは肌に合うゲームだと断言したい。もちろんカード資産はある程度必要にはなるが、無料で手に入るカードもかなりの数だ。主人公であるゲラルトが最初からもらえるのだ。しかもかなり強い。
グウェントの人口はまだまだ多いとは言い難い状況のようだ。特に日本はその傾向にあるらしい。MTGなどを遊んだ経験のある僕としては、グウェントは信頼できるゲームの部類といえるだろう。まずはチュートリアルをプレイしていただきたい。