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【映画 de シャドーイング】Bohemian Rhapsody:”have+過去分詞 = 現在完了"

 こんにちは、TOEIC950からの伸び悩みT-Goshiです。この度は、こちらの記事を選んでくださりありがとうございます。

 TOEIC950を超えてから満点を取るまで7年かかりました。飽きずに地道にコツコツと。細~く、長~く英語の勉強をしています。

今回『も』完全に趣味の話です。前回に引き続き、趣味と実益を兼ねた、映画 de シャドーイングです。

 映画 de シャドーイングは、英語特有の発音や音のつながりのトレーニングとして効果が期待されます。また、英語というより映像や歌として内容を覚えてしまう側面が強いので、登場する英文法的な部分も身につきやすく忘れづらいようです(個人の感触ですが…。)

 前回のお話はこちらから↓

We Are The Champions 

 今回は、"We Are The Champions"

 もう聞こえてきますね、映画の中の出だしの物悲し気なピアノとFreddie Mercuryの歌声が。そして一緒に歌いだすオーディエンス。曲の最後に差し掛かる時、やおらピアノから立ち上がりステージ中央へ、パフォーマンスにも徐々に熱が入ります。シャドーイングの熱量も自然と上がります。

Have + 動詞の過去分詞=現在完了

 I've paid my dues time after time

 I've done my sentence, but committed no crime

 And bad mistakes, I've made a few

 I've had my share of sand kicked in my face

 But I've come through…

 太文字のところに注目です。

 すべてhave + 動詞の過去分詞の形になっています。

 そうです。have + 動詞の過去分詞=現在完了です。あ~習ったな、なんて方もいるんじゃないでしょうか。参考書等では、経験、継続、完了・結果の3用法が取り上げられていることが多いようですね。

 要するに、今の時点から昔を振り返り、『あぁ、あんなこともあった…、こんなこともあった…あんなこともやったなぁ(経験)、あれは今もやってる(継続)、あれはもう終わったなぁ(完了・結果)』といった具合に、あれやこれや昔の事に思いを巡らせ、今の時点と関連させて自分の気持ちを伝える用法です。

歌詞で見る現在完了

 そんな視点で歌詞を見てみると…、

 I've paid my dues time after time → 何度も困難をくぐりぬけてきた(経験)

 I've done my sentence, but committed no crime → 罪を償った(完了)、なんの罪もおかしてないのに(経験)

 And bad mistakes, I've made a few → 大きな間違いをしたこともあった(経験)

 I've had my share of sand kicked in my face → 屈辱を受けたこともある(経験)

 But I've come through → でも、潜り抜けてきた(経験)

 どの用法に当たるかは諸説あるかと思いますが、昔を振り返り、今の時点と関連させながら話を進める気持ちで、繰り返しシャドーイングしましょう。

 ちなみにTOEIC的な話をするとすれば、それぞれの用法には一緒に使われやすい副詞があります。

おまけ①:3用法の例

 どの文も、昔を振り返り、今の時点と関連付けて話している事をイメージして音読してみて下さい。(いきなりの音読トレーニング!) 

 経験:〇〇 times → I have watched Bohemian Rhapsody more than 100 times, so I have memorized every singe phrase. (Bohemian Rhapsodyを100回以上観てるので、全てのセリフを覚えている。)

 継続:since / for → I have been in love with Bohemian Rhapsody since its release and I even plan to visit the U.K. (公開からずっとBohemian Rhapsodyが大好きなので、イギリスに行く計画すらしている。)

 完了・結果:just → I have just finished watching Bohemian Rhapsody and I am ready for a repeat. (Bohemian Rhapsodyちょうど観終わった、繰り返し見る準備はばっちりだ。)

おまけ②:発音Tip 

 発音のTipを少し。haveのveは言わないくらいの気持ちでOKです。I've paid my duesでしっかりveを発音してしまうと、paid にうまくつながらず、Freddie の歌声に乗り遅れます。A v paid my dues位で、vのところで唇を閉じるだけ位にすると、paidのpにうまく繋げられ、Freddieと一緒に歌えます。

 いかがだったでしょうか。今回もここまでお読みいただきありがとうございます。

 Queen大好きですね(2回目)。映画 de シャドーイングは楽しく英語のトレーニングができます。ちょっと伸び悩んでいる方、発音を良くしたい方、(歌唱力をあげたい方)、是非トライしてみてください。なりきることが肝要ですよ。

 冒頭でも触れましたが、英語は細~く、長~くです。英語も日本語も言語です。積み上げていけばいつかは目標地点に到達できます。継続は力なり。私もいろいろ試し、手を変え品を変え学習を継続してきたことで、TOEICも満点を取ることが出来ました。

 今回ご紹介した勉強方法が、英語学習(と歌唱力)の役に立てば嬉しいです。

 自己紹介兼英語学習履歴はこちらから↓

 直近の記事では、映画Bohemian Rhapsodyを使ったシャドーイングについて書いています↓


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