【お休み前の5分間英文法】⑥助動詞 May
Good evening! Stand.fmの眠りを誘う声、英語思い出しRadioのT-Goshiです。お休み前にみんな1度は習った事がある英語を思い出し、お休み前英語を習慣づける…そんな世界を目指しています。
本日は助動詞シリーズの続き、May。さっそく用法から復習です。
助動詞の使い方
先日少し触れましたが、念のため復習です。
助動詞の位置は、『主語の後、動詞の前』になり、動詞は辞書に載っている形=原型に戻ります。助動詞は、読んで字のごとく動詞を助ける働きを持っています。助ける動詞の前に置くことで、動詞に話し手の主観を込めることができます。
☆助動詞の位置→主語(I)の後、動詞(play)の前:
☞I can play tennis.
☆助動詞があると動詞は原形になる:
☞〇 She can play tennis. × She can plays tennis.
☞前回の記事はこちらから
助動詞May
今回のMayは推量のMay。いわゆる『~かもしれない』のMayです。ざっくり言って大体50:50位。そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない、位の気持ちを動詞に込めることができます。
実際のところ
今日は話題のクラブハウスに関して。Stanford University Internet Observatoryという機関がまとめたデータの安全性に関しての記事からです。どれも本当のところは分からない、50:50くらい、の気持ちで見ていきましょう。あまり自信があるわけでもないので、Mayにアクセントがつく場合があります。
First, government censors may not have been at the office.
☞不在かもしれない。どうも週末は検閲が手薄になるようです。
☆censor:検閲
Second, the Chinese government may have wanted to gather information on its citizens.
☞集めたかったかもしれない
☆may have + 過去分詞~で過去分詞だったかもしれない、と過去の推量を表します。
gather information:情報収集を行う、citizen:市民、国民
The Chinese government may actually value spaces like Clubhouse.
☞価値を見出すかもしれない。本当ですかね?
☆value:価値を見出す、space:空間
Third, banning an app may require time.
☞もしかしたら想像以上に時間がかかるかもしれません。
☆ban:禁止する、require:要する、必要とする
The decision to ban may have been held up by red tape.
☞時間がかかるかもしれない
☆hold up:いろいろいみがありますが、ここでは時間がかかる、red tape:お役所仕事
Redirecting its resources may require technical labor.
☞技術的な手間がかかるかもしれない
☆resource:資源、technical:技術的な
まとめ
Mayは推量。『~かもしれない。』を表します。50:50位で話し手にも自信があるわけではありません。この点頭に入れて再度音読してみましょう。リピート練習もお忘れなく!
+α
Mayにはもう1つ用法があります。それは、『許可』。50:50という事は、どちらが真実か分かりません。決めるのはあなた次第。そこから転じて、目上の人に許可を求める用法があります。
分からない分、相手にお許しをもらえるかどうかの判断を預ける…そんな用法です。
相手に判断をゆだねるわけですから、目上の人に対して使うことが多く、かしこまった感じがします。英検の試験官なんかが『You may enter the room.』とか『You may open the question cards.』なんて言いますね。
もちろん試験官の部屋に入るときは、ノックをしてから『May I come in?』なんてMayを使って質問を使うように教えられた人も多いんじゃないでしょうか。
次回も助動詞の予定です。次回はMustとShouldの2本立てのつもりです。
Thank you so much for joining! Have a good night!
え?まだ眠くない?まぁ、明日は祝日ですから夜更かしも良いかもしれませんね。いっそ全部復習しちゃいましょう。1回5分で振り返れます。
☞現在形
☞過去形
☞未来形
☞現在完了
☞助動詞 Can / Be able to