デスクトップPCを買ったら何故か部屋が片付いた話
最近はちょっと前に買ったリングフィットアドベンチャーが続いたり続かなかったりしています。
どうも、後関貴大です。
僕よりも母の方がハマってしまい、とうとうプロテインやヨガマットまで買い始めました。どこに向かってるんだ。
さて、以前マダミスを役者集めてやりたいって記事を書いたときのTo Doリストに”配信環境を整える”というのを書いたんですが、この度、貯金をはたきにはたいてしっかりしたデスクトップPC買っちゃいました。
↑ これ。(PCからの投稿だから画像も貼り付けられるの嬉しー。携帯からだと何故か出来なかった)
今回はこれが届くまでの雑記です。
大学上がりたての頃にノートPCは買っていたのですが、画面がバッキバキのまま放置してしまっていたのと、直したとしてもだいぶガタが来ていたのでとても使い物になる代物ではなくなっていました。
仕事でPCがあった方がいいなという瞬間、ここ数年でそこそこあったのですが、ノートPCが死んでいるのでわざわざネカフェに行くか、無理やりスマホで作業する始末。今思うとなんでもっと早く買わなかったんだ。
そんな訳でマダミス動画の為にも新しくPCを買うぞ、と思い至ったのは良いのですが、まず最初にぶち当たった壁は「何を選べばいいのか」。
マシンパワーが欲しかったのでデスクトップなのは確定として、どれくらいのスペックがあればいいのかわかりませんでした。
という訳で、その辺りに詳しそうな身近な人間に聞いてみることにしました。
うちの父親がプログラマーをやっているので、彼の機嫌がある程度良さそうな時にそれとなく聞いてみたところ、
僕「PC買おうと思うんだけど、どう選んだらいいかね」
父「お前すぐ壊すだろ」
僕「そういう嫌味言われるから聞きたくなかったんだよ」
父「ふむ。使用目的は?」
僕「……動画編集が出来たらいいなって思ってて(なんとなく理由全部伝えるのは抵抗あった)」
父「なら値段それなりになるな」
僕「一応予算は〇〇円ぐらいなら出せる」
父「動画編集するならかなりいいやつ選ばないとダメだぞ。Youtubeぐらいならともかく」
僕「(あ、これ妥協しないとガチなやつ勧められるパターンだ)や、Youtubeとかに上げるぐらいで全然大丈夫」
父「あ、そう。ならまあモニターはちゃんとしたやつ選ぶとして、本体はまず編集ソフトから決めろ。それに合わせて選んだほうがいい」
みたいな会話がありまして、メジャーな編集ソフトを探すことに。
調べてみたところフリーソフトで結構メジャーらしい「AviUtl」というソフトを発見。(後述しますが結局それはインストールしませんでした)
後日、父に伝えてそれに合わせて幾つか候補を出してもらいました。
スペックの説明もしてもらいましたが、値段以外のことはぶっちゃけチンプンカンプンだったので、とにかくいろんなことに使えるように一番高いものを選択。予算内に収めてくれた上に、現状使っててとても使い心地が良いので、父に聞いて正解だったなと思います。
さて、大変だったのはここから。
恥ずかしながら僕は全然掃除が出来ない人間なのです。
机の上は物で溢れ返り、床はグチャグチャ。まあかなり控えめに言って汚部屋でした。
しかも机の上には棚があり、その中身を全部他に移して棚を解体しないとモニターが置けないときた。勿論それを移動させられるようなスペースはこの無法地帯にはありません。
すっっっっごい面倒くさいなぁと思いながらも、注文してしまった以上やるしかない。
ここから後関 VS 汚部屋の仁義なき戦いが始まります。
■一日目
まずはPCを搬入する広いルートを作るために床の清掃からスタート。ゴミ袋を大量に用意し、いらないものをドカドカと詰めていきます。
途中大学のレジュメだったり、授業で使ったテキストだったりが出てきて、懐かしいなぁと思いながらも、終わって用済みなのに捨ててない過去の自分に半ギレしました。
そして、ここであることに気が付きます。
「あれ、過去一で部屋の掃除が進むぞ?」
過去、部屋の掃除に挑戦したことは幾度とあるのですが、途中で猛烈な虚無を感じてしまい、毎回中途半端な形で投げ出してしまう僕でしたが、今回は少し何かが違いました。
PCが届く、という明確なビジョンがかつてないまでのモチベーションへと変わっていたのです。
いける!これならいけるぞ!そんな確かな手応えを感じながら、ひとまずPCを搬入できるぐらいの通路は確保したところで一日目の掃除は終了。
■二日目
PCを置くためのスペースを確保するため一度机の上のものを全部整理しているものといらないものに分ける作業。ボロボロになったクリアファイルとかが出てきました。どうしてこんなになるまで放っておいたんだ!
ある程度片づけたところで最大の難所、棚の解体に取り掛かります。
中に入っていた文庫本やらを全部取り出して一旦ベッド横に仮積み。もう一つ本棚があるのでその中身を整理してなんとか入れていこうという作戦です。まあ、まずそこにたどり着くまでの道を確保しなきゃなんですが。
ひとまず机の上の棚は中身空っぽになったので、解体作業に移ることに。
解体方法を父に相談したのですが、どうやらこの棚、僕が小学生に上がるときに父が作ったものだったらしい。なんていうか、ちゃんと使えなくてすまんな。
机の上がキレイさっぱり何もなくなったところで一段落つくことに。
今更ながら、本来だったら全部まとめて一日でやるべきとこなのかもしれないけど、何分掃除できない人間なのでそんなに集中力が続かないのです。
と、ここでPCに先駆けてモニターが到着しました。
動画編集が楽に出来るようにと通常より横幅の長いデカめのモニターを買ったのですが、思っていた以上にデカかった。
↑ 比較用にSwitch置いてみました。もうこれだけでワクワクする。横の板は本棚だったもの。
■三日目
机の上に置いていた本類をしまうために、もう一つの本棚の整理……をするための道の確保。床に散らばっていたもう絶対着ないであろうアウターや使わないであろう鞄を容赦なくゴミ袋に放り込んでいく。「いつか使うかも」と思ったときの「いつか」なんて永久にやってこないのだ。
本棚までの道を確保し、今度は本棚自体の整理。
もう読まないよなって本を捨てることにしました。真っ先に目についたのが高校時代の参考書やら。「いつか芝居の小道具で使うかもしれない……」なんて考えが一瞬過ぎりましたが、流石にもういらんだろうと紐で括ってゴミ捨て場へ。
空いたスペースに文庫本をぶち込んで、なんとか片付けが終了しました。あとはPC本体を待つのみ。
そして数日後、届いたのが冒頭のものです。
いや、画面でっか。
初期設定をしてくれた父が、何度も「俺が仕事で使いたいぐらいだわこれ」と言っていました。わかる。
同世代だったら伝わるかなぁと思うんですが、自分の部屋に専用のしっかりしたPCがあるのって、ロックマンエグゼの光熱斗くんみたいですごくワクワクする。テンション爆上がりでした。
諸々の準備が整い、折角なので前々からやってみたかったゲームのキャプチャーが出来ないかなぁと思い、予算の余りでキャプチャーボードを購入。
そしたらなんと動画の編集ソフト「Power Director 15」まで付いているじゃありませんか。なんというか、ここまでとんとん拍子に準備が整うと思わなかった。
ゲーム配信も出来ることがわかったんで、趣味の範囲でたまにやろうかなと思ったり。
あとはマダミスのシナリオを選定して、参加者を募るだけ。
やーーー、今、ちょっと生活が楽しいです。
もうすぐ次の舞台の稽古も始まるのですが、人に直接会えずとも皆で楽しめるコンテンツについては引き続き模索していきたいな。
直接その場に行くことで得られる面白さも、オンラインで手軽に手に入れられる面白さも、どっちも大事にしたい。
そんなことを考えながら。ではでは、今回はこの辺で。
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